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本居宣长『玉胜间』

本居宣长『玉胜间』
本居宣长『玉胜间』

『玉勝間』抄

◇『玉勝間』抄

宣長の代表作の一つ『玉勝間』から、代表的な章段を抜粋した。底本には『本居宣長全集』を使用した。抜粋の基準は、『全訳玉勝間詳解』前嶋成著、大修館書店(昭和33年1月刊)に採録されたものとし、若干の追加をした。前嶋氏の著作は、学習参考書で、その選択基準には、資料編として相応しくないものがある。例えば、「54, 為兹卿の歌の事」など。今回はそれも敢えて採用した。

また、私たちが最も必要とする章段の一つ「伊勢国」は採用されていない。これは「11,松坂と宣長」の「宣長さんの松坂評」を御覧頂きたい。

>>『玉勝間』

>>「『玉勝間』って面白い本?」

【目次】

玉賀都萬一の巻

巻頭歌

初若菜

1 あがたゐのうしは古ヘ學のおやなる事

2 わたくしに記せる史

3 儒者の皇國の事をばしらずとてある事

4 古書どものこと

5 また

6 また

7 又

8 また

9 また

10 もろこしぶみをもよむべき事

11 學問して道をしる事

12 がくもん

13 からごゝろ

14 おかしとをかしと二つある事

15 東宮をたがひにゆづりて

16 漢意

17 又

18 言をもじといふ事

19 あらたなる説を出す事

20 音便の事

21 からうたのよみざま

22 大神宮の茅葺なる説

23 清水寺の敬月ほうしが歌の事

玉かつま二の巻

櫻の落葉

24 兩部唯一といふ事

25 道にかなはぬ世中のしわざ

26 道をおこなふさだ

27 から國聖人の世の祥瑞といふもの

28 姓氏の事

29 又

30 神典のときざま

31 ふみよむことのたとへ

32 あらたにいひ出たる説はとみに人のうけひかぬ事

33 又

34 儒者名をみだる事

35 松嶋の日記といふ物

36 ふみども今はえやすくなれる事

37 おのが物まなびの有しやう

38 あがたゐのうしの御さとし言

39 おのれあがたゐの大人の敎をうけしやう

40 師の説になづまざる事

41 わがをしへ子にいましめおくやう

42 五十連音をおらんだびとに唱へさせたる事

玉かつま三の巻

たちばな

43 から國にて孔丘が名をいむ事

44 から人のおやのおもひに身をやつす事

45 富貴をねがはざるをよき事にする諭ひ

46 神の御ふみをとける世々のさま

玉勝間四の巻

わすれ草

47 故郷

48 うき世

49 世の人かざりにはからるゝたとひ

50 ひとむきにかたよることの論ひ

51 前後と説のかはる事

52 人のうせたる後のわざ

53 櫻を花といふ事

54 為兹卿の歌の事

55 もろこしの經書といふものの説とりどりなる事

56 もろこし人の説こちたくくだくだしき事

57 初學の詩つくるべきやうを敎ヘたる説

58 歌は詞をえらぶべき事

59 兹好法師が詞のあげつらひ

60 うはべをつくる世のならひ

61 學者のまづかたきふしをとふ事

たまかつま五の巻

枯野のすゝき

62 あやしき事の説

63 歌の道さくら花

64 いせ物語眞名本の事

65 いせ物がたりをよみていはまほしき事ども一つ二つ

66 業平ノ朝臣のいまはの言の葉

玉かつま六の巻

からあゐ

67 書うつし物かく事

68 手かく事

69 業平ノ朝臣の月やあらぬてふ歌のこゝろ

70 縣居大人の傳

71 花のさだめ

72 玉あられ

73 かなづかひ

74 古き名どころを尋ぬる事

75 天の下の政神事をさきとせられし事

たまかつま七の巻

ふぢなみ

76 神社の祭る神をしらまほしくする事

77 おのが仕奉る神を尊き神になさまほしくする事

78 皇孫天孫と申す御号

79 神わざのおとろへのなげかはしき事

80 よの人の神社は物さびたるをたふとしとする事

81 唐の國人あだし國あることをしらざりし事

82 おらんだといふ國のまなび

83 もろこしになきこと

84 ある人の言

85 土佐國に火葬なし

86 はまなのはし

87 おのれとり分て人につたふべきふしなき事

88 もろこしの老子の説まことの道に似たる所ある事

89 道をとくことはあだし道々の意にも世の人のとりとらざるにもかゝはるまじき事

90 香をきくといふは俗言なる事

91 もろこしに名高き物しり人の佛法を信じたりし事

92 世の人佛の道に心のよりやすき事

93 ゐなかにいにしへの雅言ののこれる事

玉かつま八の巻

萩の下葉

94 ゐなかに古ヘのわざののこれる事

95 ふるき物またそのかたをいつはり作る事

96 言の然いふ本の意をしらまほしくする事

97 今の人の歌文ひがことおほき事

98 歌もふみもよくとゝのふはかたき事

99 こうさくくわいどく聞書

100 枕詞

101 もろこしの國に丙吉といひし人の事

102 周公旦がくひたる飯を吐出して賢人に逢たりといへる事103 藤谷ノ成章といひし人の事

104 ある人のいへること

105 らくがきらくしゅ

玉勝間九の巻

花の雪

106 道のひめこと

107 契沖が歌をとけるやう

108 つねに異なる字音のことば

109 八百萬ノ神といふを書紀に八十萬ノ神と記されたる事110 人ノ名を文字音にいふ事

111 神をなほざりに思ひ奉る世のならひをかなしむ事

たまかつま十の巻

山菅

112 物まなびのこゝろばへ

113 いにしへよりつたはれる事の絶るをかなしむ事

114 もろもろの物のことをよくしるしたる書あらまほしき事115 譬ヘといふものの事

116 物をときさとす事

117 源氏物語をよむことのたとへ

118 さらしなのにきに見えたること

119 おのが帰雁のうた

120 師をとるといふ事

玉勝間十一の巻

さねかづら

121 人のうまるゝはじめ死て後の事

122 うひ学びの輩の歌よむさま

123 後の世ははづかしきものなる事

124 うたを思ふほどにあること

125 假字のさだ

126 皇國の学者のあやしき癖

127 万葉集をよむこゝろばへ

128 足ことをしるといふ事

玉かつま十二の巻

やまぶき

129 又妹背山

130 俊成卿定家卿などの歌をあしくいひなす事

131 物しり人もののことわりを論ずるやう

132 歌に六義といふ事

133 物まなびはその道をよくえらびて入そむべき事

134 八景といふ事

135 よはひの賀に歌を多く集むる事なき跡にいしぶみをたつる事136 金銀ほしからぬかほする事

137 雪蛍をあつめて書よみけるもろこしのふること

玉勝間十三の巻

おもひ草

138 しづかなる山林をすみよしといふ事

139 おのが京のやどりの事

140 しちすつの濁音の事

玉かつま十四の巻

つらつら椿

141 一言一行によりてひとのよしあしきをさだむる事

142 今の世の名の事

143 絵の事

144 又

145 又

146 又

147 また

148 漢ふみにしるせる事みだりに信ずまじき事

149 世の中の萬の事は皆神の御しわざなる事

150 聖人を尊む事

151 ト筮

152 から人の語かしこくいひとれること

153 論語

154 又

155 又

156 はやる

157 人のうまれつきさまざまある事

158 紙の用

159 古より後世のまされる事

160 名所

161 教誡

162 孟子

163 如是我聞

164 佛道

165 世の人まことのみちにこゝろつかざる事

166 宋の代明の代

167 天

168 國を治むるかたの学問

169 漢籍の説と皇の古伝説とのたとへ

170 米粒を佛法ぼさつなどいひならへる事

171 世の人のこざかしきこといふをよしとする事

172 假字

173 から國の詞つかひ

174 佛經の文

175 神のめぐみ

176 道

【本文】

玉賀都萬一の巻

言草のすゞろにたまる玉がつま

つみてこゝろを野べのすさびに

初若菜一

此言草よ、なにくれと数おほくつもりぬるを、いとくだくだしけれど、やりすてむもさすがにて、かきあつめむとするを、けふはむ月十八日、子ノ日なれば、よし有ておぼゆるまゝに、まづこの巻の名、かく物しつ、次々のも、又そのをりをり思ひよらんまゝに、何ともかともつけてむとす、

かたみとはのこれ野澤の水ぐきの

淺くみじかきわかななりとも

1 あがたゐのうしは古ヘ學のおやなる事[四]

からごゝろを清くはなれて、もはら古ヘのこゝろ詞をたづぬるがくもむは、わが縣居ノ大人よりぞはじまりける、此大人の學の、いまだおこらざりしほどの世の學問は、歌もたゞ古今集よりこなたにのみとゞまりて、萬葉などは、たゞいと物どほく、心も及ばぬ物とし

て、さらに其歌のよきあしきを思ひ、ふるきちかきをわきまへ、又その詞を、今のおのが物としてつかふ事などは、すべて思ひも及ばざりしことなるを、今はその古ヘ言をおのがものとして、萬葉ぶりの歌をもよみいで、古ヘぶりの文などをさへ、かきうることとなれるは、もはら此うしのをしへのいさをにぞ有ける、今の人は、ただおのれみづから得たるごと思ふめれど、みな此大人の御陰(ミカゲ)によらずといふことなし、又古事記書紀などの、古典(イニシヘノフミ)をうかゞふにも、漢意(カラゴコロ)にまどはされず、まづもはら古ヘ言を明らめ、古ヘ意によるべきことを、人みなしれるも、このうしの、萬葉のをしへのみたまにぞありける、そもそもかかるたふとき道を、ひらきそめたるいそしみは、よにいみしきものなりかし、

2 わたくしに記せる史[七]

よにおほやけの史にはあらで、私に御代御代の事を記せる書、これかれとおほかるを、むかしの皇國人は、佛をたふとばぬは一人もなかりしかば、かゝる書にさへ、ともすればえうなきほとけざたのまじりて、うるさく、今見るには、かたはらいたきことおほし、又さかしら心に、神代にはあやしき事のみ多くして、からめかぬをいとひて、おほくは神步天皇より始めてしるして、神代のほどをばはぶけるは、から國のむねむねしき書に、さるたぐひのあるを、よきことと思ひて、ならへる物也、そもそも外(トツ)國々は、その王のすぢ、定まれる事なくして、よゝにかはれば、心にまかせて、いづれのよより記さむも難(ナム)なきを、御國の皇統は、さらに外(トツ)國の王のたぐひにはましまさず、天照大御神の天津日嗣にましまして、天地とともに、とこしへに傳はらせ給ふを、その本のはじめをはぶきすてて、なからより記してやからめや、よろづをから國にならふも、事によりては、心すべきわざぞかし、

3 儒者の皇國の事をばしらずとてある事[九]

儒者に皇國の事をとふには、しらずといひて、恥とせず、から國の事をとふに、しらずといふをば、いたく恥と思ひて、しらぬことをもしりがほにいひまぎらはす、こはよろづをからめかさむとするあまりに、其身をも漢人めかして、皇國をばよその國のごともてなさむとするなるべし、されどなほから人にはあらず、御國人なるに、儒者とあらむものの、おのが國の事しらであるべきわざかは、但し皇國の人に對ひては、さあらむも、から人めきてよかンめれど、もし漢國人のとひたらむには、我は、そなたの國の事はよくしれれども、わが國のことはしらずとは、さすがにえいひたらじをや、もしさもいひたらむには、己が國の事をだにえしらぬ儒者の、いかでか人の國の事をはしるべきとて、手をうちて、いたくわらひつべし、

4 古書どものこと[一〇]

ふるきふみどもの、世にたえてつたはらぬは、萬ヅよりもくちをしく歎かわしきわざ也、釋日本紀仙覺が萬葉の抄などを見るに、そのほどまでは、國々の風土記も、大かたそなはりて、傳はれりと見えたり、釋に引たる上宮記といふ物は、いさゝかばかりなれど、そのさま古事記よりも、今一きはふるく見えたるは、まことに上宮わたりの物にや有けむ、又風土記は、いとたふとき物なるに、今はたゞ出雲一國ののみ、またくてはのこりて、ほかはみな絶えぬるは、かへすかへすもくちをし、さるは應仁よりこなた、うちつゞきたるみやこのみだれに、ふるき書どもも、みなやけうせ、あるはちりぼひうせぬるなるべし、そも今の世のごと、國々にも學問するともがら多く、書どもえうじもたるものおほからましかば、むげにたえはつることはあらじを、そのかみはいまだゐなかには、學問するともがらもいといとまれにして、京ならでは、をさをさ書どももなかりしが故なめり、されどから國のふるきふみどもはしも、これかれとゐなかにも殘れるがあるは、むねとからを好むよのならひなるが故也、かくて風土記も、今の世にもかれこれとあるは、はじめの奈良の御代のにはあらず、やゝ後の物にて、そのさま古きとはいたくかはりて、大かたおかしからぬもの也、其中に、豐後ノ國のは、奈良のなれど、たゞいさゝかのこりて、全からず、そもそもかくはじめのよきはたえて、後のわろきがのこれるは、いかなるゆゑにかと思ふに、これはた世人の心、おしなべてからざまにのみなれるから、ふるくてからめかぬをば好まず、後のいさゝかもからざまに近きをよろこべる故なるべし、神代ノ巻も、日本紀のをのみたふとみて、古事記のをば、えうぜぬをもてなずらへしるべし、さてしかもとの風土記はみな絶ぬる中に、國はしも多かるに、出雲ののこれることは、まがことの中のいみしきさきはひ也、又日本紀はもとよりたゆまじきことわりなるを、古事記萬葉集のたまたまにたえでのこれるは、ことにいみしき後の世のさきはひなり、大かた今の世にして、古ヘのすがたをしることは、もはら此二ふみのみたまになむ有ける、

5 また[一一]

書紀の今の本は、もじの誤リもところどころあり、又訓も、古言ながら多くは今の京になりてのいひざまにて、音便の詞などいと多きに、中にはまたいとふるくめづらかにたふときこともまじれるを、その訓おほくは全からず、あるはなかばかけ、或はもじあやまりなど、すべてうるはしからず、しどけなきは、いといとくちをしきわざ也、板本一つならでは世になく、古き寫し本はたいとまれなれば、これかれをくらべ見て、直すべきたよりもなく、すべて今これをきよらにうるはしく、改め直さむことは、いといとかたきわざ也、今の世の物しり人、おのれ古ヘのこころ詞をうまらに明らめえたりと思ひがほなるも、なほひがことのみおほかれば、これ改めたらむには、中々の物ぞこなひぞ多かるべき、されば今これをゑり改めむとならば、文字の誤リをのみたゞして、訓をば、しばらくもとのまゝにてあらむかたぞ、まさりぬべき、

6 また[一二]

續紀よりつぎつぎの史典も、今の本は、いづれもよろしからず、文字の誤リことにおほく、脱(オチ)たることなどもあり、そもそも書紀は、訓大事なれば、たやすく手つけがたきを、續紀よりこなたの史は、宣命のところをおきてほかすべては、訓にことなることなく、たゞよのつねのから書(ブミ)の訓のごとくにてよろしければ、今いかで三代實録までを、皆古きよき本を、これかれよみ合わせて、よきをえらびて、うるはしきゑり板を成しおかまほしきわざなり、

7 又[一三]

萬のふみども、すり本(マキ)と寫し本(マキ)との、よさあしさをいはむに、まづすり本(マキ)の、えやすくたよりよきことは、いふもさら也、しかれども又、はじめ板にゑる時に、ふみあき人の手にて、本のよきあしきをもえらばずてゑりたるは、さらにもいはず、物しり人の手をへて、えらびたるも、なほひがことのおほかるを、一たび板にゑりて、すり本出ぬれば、もろもろの寫シ本は、おのづからにすたれて、たえだえになりて、たゞ一つにさだまる故に、誤リのあるを、他本(アダシマキ)もてたゞさむとすれども、たやすくえがたき、こはすり本(マキ)あるがあしき也、皇朝の書どもは、大かた元和寛永のころより、やうやうに板にはゑれるを、いづれも本あしく、あやまり多くして、別によき本を得てたゞさざれば、物の用にもたちがたきさへおほかるは、いとくちをしきわざなりかし、然るにすり本ならぬ書どもは、寫し本はさまざまあれば、誤リは有ながらに、これかれを見あはすれば、よきことを得る、こは寫本にて傳はる一つのよさ也、然はあれども、寫本はまづはえがたき物なれば、廣からずして絶やすく、又寫すたびごとに、誤リもおほくなり、又心なき商人の手にてしたつるは、利をのみはかるから、こゝかしこひそかにはぶきなどもして、物するほどに、全くよき本はいとまれにのみなりゆくめり、さればたとひあしくはありとも、なほもろもろの書は、板にゑりおかまほしきわざなり、殊に貞觀儀式西宮記北山抄などのたぐひ、そのほかも、いにしへのめでたき書どもの、なほ寫本のみねてあるが多きは、いかでいかでみないたにゑりて、世にひろくなさまほしきわざ也、家々の記録ぶみなども、つぎつぎにゑらまほし、今の世大名たちなどにも、ずゐぶんに古書をえうじ給ふあれど、たゞ其家のくらにをさめて、あつめおかるゝのみにて、見る人もなく、ひろまらざれば、世のためには何のやくなく、あるかひもなし、もしまことに古書をめで給ふ心ざしあらば、かゝるめでたき御世のしるしに、大名たちなどは、其道の人に仰せて、あだし本どもをもよみ合せ、よきをえらばせて、板にゑらせて、世にひろめ給はむは、よろづよりもめでたく、末の代までのいみしき功(イサオ)なるべし、いきほひ富(トメ)る人のうへにては、かばかりの費(ツヒエ)は、何ばかりの事にもあらで、そのいさをは、天の下の人のいみしきめぐみをかうぶりて、末の世までのこるわざぞかし、かへすがえすこゝろざしあらむ人もがな、

8 また[一四]

めづらしき書をえたらむには、したしきもうときも、同じこゝろざしならむ人には、かたみにやすく借して、見せもし寫させもして、世にひろくせまほしきわざなるを、人には見せず、おのれひとり見て、ほこらむとするは、いといと心ぎたなく、物まなぶ人のあるまじきこと也、たゞしえがたきふみを、遠くたよりあしき國などへかしやりたるに、あるは道のほどにてはふれうせ、あるは其人にはかになくなりなどもして、つひにその書かへらずなる事あるは、いと心うきわざ也、さればとほきさかひよりかりたらむふみは、道のほ

どのことをもよくしたゝめ、又人の命は、ひなかなることもはかりがたき物にしあれば、なからむ後にも、はふらさず、たしかにかへすべく、おきておくべきわざ也、すべて人の書をかりたらむには、すみやかに見て、かへすべきわざなるを、久しくどゞめおくは、心なし、さるは書のみにもあらず、人にかりたる物は、何も何も同じことなるうちに、いかなればにか、書はことに、用なくなりてのちも、なほざりにうちすておきて、久しくかへさぬ人の、よに多き物ぞかし、

9 また[一五]

人にかりたる本に、すでによみたるさかひに、をりめつくるは、いと心なきしわざなり、本におりめつけたるは、なほるよなきものぞかし、

10 もろこしぶみをもよむべき事[二二]

から國の書をも、いとまのひまには、ずゐぶんに見るぞよき、漢籍も見ざれば、其外ツ國のふりのあしき事もしられず、又古書はみな漢文もて書たれば、かの國ぶりの文もしらでは、學問もことゆきがたければ也、かの國ぶりの、よろづにあしきことをよくさとりて、皇國(ミクニ)だましひだにつよくして、うごかざれば、よるひるからぶみを見ても、心はまよふことなし、然れども、かの國ぶりとして、人の心さかしく、何事をも理をつくしたるやうに、こまかに諭ひ、よさまに説(トキ)なせる故に、それを見れば、かしこき人も、おのづから心うつりやすく、まどひやすきならひなれば、から書見むには、つねに此ことをわするまじきなり、

11 學問して道をしる事[二三]

がくもんして道をしらむとならば、まづ漢意(カラゴコロ)をきよくのぞきさるべし、から意の清くのぞこらぬほどは、いかに古書をよみても考へても、古ヘの意はしりがたく、古ヘのこゝろをしらでは、道はしりがたきわざになむ有ける、そもそも道は、もと學問をして知ることにはあらず、生れながらの眞心(マゴコロ)なるぞ、道には有ける、眞心(マゴコロ)とは、よくもあしくも、うまれつきたるまゝの心をいふ、然るに後の世の人は、おしなべてかの漢意にのみうつりて、眞心をばうしなひはてたれば、今は學問せざれば、道をえしらざるにこそあれ、

12 がくもん[二四]

世ノ中に學問といふは、からぶみまなびの事にて、皇國の古ヘをまなぶをば、分て神學倭學國學などいふなるは、例のから國をむねとして、御國をかたはらになせるいひざまにて、いといとあるまじきことなれ共、いにしへはたゞから書學びのみこそ有けれ、御國の學びとては、もはらとする者はなかりしかば、おのづから然いひならふべき勢ひ也、しかはあれども、近き世となりては、皇國のをもはらとするともがらもおほかれば、からぶみ學びをば、分て漢學儒學といひて、此皇國のをこそ、うけばりてたゞに學問とはいふべきなれ、佛學なども、他(ホカ)よりは分て佛學といへども、法師のともは、それをなむたゞに學問とはいひて、佛學とはいはざる、これ然るべきことわり也、國學といへば、尊ぶかたにもとりなさるべけれど、國の字も事にこそよれ、なほうけばらぬいひざまなり、世の人の物いひざま、すべてかゝる詞に、内外(ウチト)のわきまへをしらず、外ツ國を内になしたる言のみ常に多かるは、からぶみをのみよみなれたるからの、ひがことなりかし、

13 からごゝろ[二五]

漢意(カラゴコロ)とは、漢國のふりを好み、かの國をたふとぶのみをいふにあらず、大かた世の人の、萬の事の善惡是非(ヨサアシサ)を論ひ、物の理リをさだめいふたぐひ、すべてみな漢籍(カラブミ)の趣なるをいふ也、さるはからぶみをよみたる人のみ、然るにはあらず、書といふ物一つも見たることなき者までも、同じこと也、そもからぶみをよまぬ人は、さる心にはあるまじきわざなれども、何わざも漢國をよしとして、かれをまねぶ世のならひ、千年にもあまりぬれば、おのづからその意(ココロ)世ノ中にゆきわたりて、人の心の底にそみつきて、つねの地となれる故に、我はからごゝろもたらずと思ひ、これはから意にあらず、當然理(シカアルベキコトワリ)也と思ふことも、なほ漢意をはなれがたきならひぞかし、そもそも人の心は、皇國も外つ國も、ことなることなく、善惡

是非(ヨサアシサ)に二つなければ、別(コト)に漢意といふこと、あるべくもあらずと思ふは、一わたりさることのやうなれど、然思ふもやがてからごゝろなれば、とにかくに此意は、のぞこりがたき物になむ有ける、人の心の、いづれの國もことなることなきは、本のまごゝろこそあれ、からぶみにいへるおもむきは、皆かの國人のこちたきさかしら心もて、いつはりかざりたる事のみ多ければ、眞(マ)心にあらず、かれが是(ヨシ)とする事、實の是(ヨキ)にはあらず、非(アシ)とすること、まことの非(アシキ)にあらざるたぐひもおほかれば、善惡是非(ヨサアシサ)に二つなしともいふべからず、又當然之理(シカアルベキコトワリ)とおもひとりたるすぢも、漢意の當然之理にこそあれ、實の當然之理にはあらざること多し、大かたこれらの事、古き書の趣をよくえて、漢意といふ物をさとりぬれば、おのづからいとよく分るゝを、おしなべて世の人の心の地、みなから意なるがゆゑに、それをはなれて、さとることの、いとかたきぞかし、

14 おかしとをかしと二つある事[二六]

田中ノ道麻呂が考へけるは、物をほめていふおかしは、おむかしのつゞまりたるにて、おの假字也、又笑ふべき事をいふをかしは、をこといふ言のはたらきたるにて、をの假字也、さればこは本より二つにて、異言(コトコトバ)なるを、假字づかひみだれて、一つに書(カク)から、同言のごと心得たるは、誤也といへる、まことにさることにて、いとよ

きかむかへなり、ほむるとわらふとは、其意大かたうらうへなるを、いかでか同じ言を通はし用ふることのあらむ、おむかしは古ヘ言にて、書紀に徳ノ字また欣感などを、おむかしみすとよみ、續紀の宣命には、うむかし共見え、萬葉の歌には、おをはぶきて、むかし共よめり、此道まろといひしは、美濃ノ國多藝ノ郡榛木(ハリノキ)村の人にて、後は

尾張の名兒屋に住て、またなくふることを好み、人にも敎へて、ことに萬葉集を深く考へ得たる人になむ有ける、年はやゝこのかみなりしかども、宣長が弟子(ヲシヘノコ)になりて、二たび三たびはこゝにも來(キ)、つねはしばしばふみかよはしてなむ有けるを、今はむかしの人になむなりぬる、大かたかの名兒屋に、いにしへ學びする人々の出來しは、此おきながみちびきよりぞはじまりける、

15 東宮をたがひにゆづりて[二七]

此里に、これも宣長がをしへ子に、須賀直見といひしは、いときなかりしほどより、からやまとの書をこのみよみて、いとよく學びて、歌をもよくよみ、物のさとりもいとかしこかりけるを、まだ四十にもならで、はやくみまかりぬるは、いとあたらしきをのこになむ有ける、それがいへりしは、古今集の序の細註に、東宮をたがひにゆづりてとあるは、たれもいと心得ぬいひざまなる、こは東宮とにぞ有けむを、ともじとをもじとよく似たれば、見誤りて書キつたへたる物なるべし、宇治ノ稚郎子をさして、東宮とは申せる也とぞいへりし、此考へにてよくきこえたり、

16 漢意[三五]

漢國には、おほよそ人の禍福(サキハヒワザハヒ)、國の治亂(ミダレヲサマル)など、すべて世ノ中のよろづの事は、みな天よりなすわざとして、天道天命天理などいひて、これをうへなく尊(タフト)く畏(オソ)るべきものぞすなる、さるはすべて漢國には、まことの道傳はらずして、萬の事はみな、神の御心御しわざなることをえしらざるが故に、みだりに造りまうけていへるものなり、そもそも天は、たゞ天つ神たちのまします御國のみにこそあれ、心ある物にあらざれば、天命などいふことあるべくもあらず、神を尊(タフト)み畏れずして、天をたふとみ畏るゝは、たとへば、いたづらに宮殿(ミヤトノ)をのみ尊みおそれて、其君を尊み畏るゝことをしらざるがごとし、然れ共、外ツ國には、萬ヅは神の御しわざなることをえしらざれば、此天道天理の説を信じ居(ヲ)らむも、さることなるを、皇國には、まことの道の正しき傳への有リながら、それをば尋ね思はずして、たゞ外ツ國のみだりなる説をのみ信じて、天といふことを、いみしき事に心得居て、萬ヅの事に、その理リをのみいふは、いかにぞや、又太極無極陰陽乾坤八卦五行など、ことごとしくこちたくいふなる事共も、たゞ漢國人のわたくしの造説(ツクリコト)にて、まことには其理とてはあることなし、然るに神の御典(ミフミ)をとくともがら、もはらこれらの理リをもて説(トク)なるは、いかなるしれわざぞや、近きころにいたりて、儒意をのぞきてとくと思ふ人も、なほ此天理陰陽などの説のひがことなるをば、えさとらず、其垣(カキ)ツ内を出デはなるゝことあたはざるは、なほ漢意の清くさらで、かれにまどへる夢の、いまだたしかにさめざる也、又天照大御神を、天津日にはあらずとするも、漢

意の小(チヒサ)き理リにかゝはり泤(ナヅ)みて、まことの道の、微妙(タヘ)なる深きことわりあることを思はざるもの也、此大御神天津日にましまして、その御孫(ミマノ)命天より降り坐て、御國しろしめす御事は、人のちひさきさとりをもて、其理リは測(ハカ)りしらるべききはにあらず、おのが智(サトリ)もてはかりしることあたはざるをもて、其理なしとおもふは、例の小(チヒサ)きからごゝろなるをや、

17 又[三六]

漢國にも、神あることを、むげにしらざるにもあらず、尊みもし祀(マツ)りもすめるは、まことの傳への、かたはしは有しならむ、然れ共此天地をはじめ給ひ、國土(クニツチ)萬ノ物を造りなし給ひ、人の道をも萬の事をも始め給ひ、世ノ中のよろづの事をしり行ひ給ふ神たちのましますことをば、すべてえしらずして、これらの重(オモ)く大きなる事には、たゞ天をのみいひて、ただかたはらなる小(チイサ)き事にのみ、神をばいひて、此世を照し給ふ日ノ大御神をすら、かろがろしく、ことなることもなき物のごとくして、此神をもとも畏れ尊み奉るべきことをだにしらざるは、いとあさましきわざなりかし、

18 言をもじといふ事[三八]

歌のみそぢひともじを、近きころ古學するともがらは、字といふことをきらひて、卅一言といひ、五もじ七もじなどをも、五言七言とのみいふなれ共、古今集の序にも、みそもじあまりひともじと有て、いにしへよりかくいへり、すべてもじといふは、文字の字の音にて、御國言にはあらざれども、もんじといはずして、もじといへば、字の音共聞えず、御國言めきてきこゆる、此外にも、ほうし(ママ)ぜにふみなどのたぐひ、字の音をなほして、やがて御國言に用ひたる例多かり、されば古き物語ぶみなどにも、詞をことばといひてわろき所をば、もじといへることおほし、のもじをもじなどいふ類也、これらをも、近く古學の輩の、のの語をの語などいふなるは、中々にからめきてぞ聞ゆる、源氏物語などには、別(ワカレ)といふことをすら、わかれといふもじといひ、葵ノ巻には、今はさるもじいませ給へなどあるも、さる詞といふこと也、かく詞といひてもよきをだに、もじといへることあれば、まして五もじ七もじのもじをもじなどのたぐひは、さら也、

19 あらたなる説を出す事[三九]

ちかき世、學問の道ひらけて、大かた萬ヅのとりまかなひ、さとくかしこくなりぬるから、とりどりにあらたなる説を出す人おほく、其説よろしければ、世にもてはやさるゝによりて、なべての學者、いまだよくもとゝのはぬほどより、われおとらじと、よにことなるめづらしき説を出して、人の耳をおどろかすこと、今のよのならひ也、其中には、ずゐぶむによろしきことも、まれにはいでくめれど、大かたいまだしき學者の、心はやりていひ出ることは、たゞ人にまさらむ勝(カタ)むの心にて、かろがろしく、まへしりへをもよくも考へ合さず、思ひよれるまゝにうち出る故に、多くはなかなかなるいみしきひがことのみ也、すべて新なる説を出すは、いと大事也、いくたびもかへさひおもひて、よくたしかなるよりどころをとらへ、いづくまでもゆきとほりて、たがふ所なく、うごくまじきにあらずは、たやすくは出すまじきわざ也、その時には、うけばりてよしと思ふも、ほどへて後に、いま一たびよく思へば、なほわろかりけりと、我ながらだに思ひならるゝ事の多きぞかし、

20 音便の事[四一]

古語の中にも、いとまれまれに音便あれども、後の世のとはみな異なり、後ノ世の音便は、奈良の末つかたより、かつがつみえそめて、よゝをふるまゝに、やうやうにおほくなれり、そは漢字三音考の末にいへるごとく、おのづから定まり有て、もろもろの音便五くさをいでず、抑此音便は、みな正しき言にあらず、くづれたるものなれば、古書などをよむには、一つもまじふべきにあらざるを、後ノ世の物しり人、その本ノ語をわきまへずして、よのつねにいひなれたる音便のまゝによむは、なほざりなること也、すべて後ノ世には、音便の言いといと多くして、まどひやすし、本ノ語をよく考へて、正しくよむべき也、中にもんといふ音のことに多き、これもと古言の正しき音にあらず、ことごとく後の音便也とこゝろうべし、さてその音便のんの下は、本ノ語は清ム音なるをも、濁(ニゴ)らるゝ音なれば、皆かならず濁る例也、たとへばねもころといふ言を、後にはねんごろといふがごとし、んの下のこもじ、本ノ語は清ム音な

るを、上のもをんといふにひかれて濁る、みな此格なり、然るを世の人、その音便のときの濁リに口なれて、正しくよむときも、ねもごろと、こをにごるはひがこと也、此例多し、心得おくべし、

21 からうたのよみざま[四五]

童蒙抄に、ある人北野にまうでて、東行南行雲眇々、二月三月日遲々、といふ詩を詠じけるに、すこしまどろみたる夢に、とさまにゆきかうさまにゆきてくもはるばる、きさらぎやよひ日うらうら、とこそ詠ずれと仰られけり云々とあり、むかしは詩をも、うるはしくはかくさまにこそよみあげけめ、詠(ナガ)むるはさらなり、いにしへはすべてからぶみをよむにも、よまるゝかぎりは、皇國言(ミクニコトバ)によめるは、字音(モジゴエ)は聞にくかりしが故也、然るを今はかへさまになりて、なべての詞も、皇國言よりは、字音なるをうるはしきことにし、書よむにも、よまるゝかぎりは、字音によむをよきこととすなるは、からぶみまなびのためには、字音によむかたよろしき故もあればぞかし、

22 大神宮の茅葺(カヤブキ)なる説[四七]

伊勢の大御神の宮殿(ミアラカ)の茅葺なるを、後世に質素を示す戒メなりと、ちかき世の神道者といふものなどのいふなるは、例の漢意にへつらひたる、うるさきひがこと也、質素をたふとむべきも、事にこそはよれ、すべて神の御事に、質素をよきにすること、さらになし、御殿(ミアラカ)のみならず、獻る物なども何も、力のたへたらんかぎり、うるはしくいかめしくめでたくするこそ、神を敬ひ奉るにはあれ、みあらか又獻り物などを、質素にするは、禮(ヰヤ)なく心ざし淺きしわざ也、そもそも伊勢の大宮の御殿の茅ぶきなるは、上つ代のよそひを重(オモ)みし守りて、變(カヘ)給はざる物なり、然して茅葺ながらに、その荘麗(イカメシ)きことの世にたぐひなきは、皇御孫(スメミマノ)命の、大御神を厚く尊み敬ひ奉り給ふが故也、さるを御(ミ)みづからの宮殿(ミアラカ)をば、美麗(ウルハシ)く物し給ひて、大御神の宮殿をしも、質素にし給ふべきよしあらめやは、すべてちかき世に、神道者のいふことは、皆からごゝろにして、古ヘの意にそむけりと知べし、

23 清水寺の敬月ほうしが歌の事[五七]

承久のみだれに、清水寺の敬月法師といひけるほうし、京の御方にて、官軍にくはゝり、宇治におもむきけるを、かたきにとらはれて、殺さるべかりけるに、歌をよみて、敵泰時に見せける、「勅なれば身をばすててきものゝふの八十宇治川の瀬にはたゝねど、かたき此歌にめでて、命ゆるして、遠流にぞしたりける、此事も同じ書に見ゆ、

玉かつま二の巻

櫻の落葉二

なが月の十日ごろ、せんざいの櫻の葉の、色こくなりたるが、物がなしきゆふべの風に、ほろほろとおつるを見て、よめる、花ちりし同じ梢をもみぢにも

又ものおもふ庭ざくらかな

これをもひろひいれて、やがて巻の名としつ、

24 兩部唯一といふ事[七二]

天下の神社のうち、神人のみつかふる社を、俗(ヨ)に唯一といひ、法師のつかふる社を、兩部といふ、又兩部神道とて敎ふる一ながれもあり、兩部とは、佛の道の密敎の、胎藏界金剛界の兩部といふことを、神の道に合せたるを、兩部習合の神道といへり、かの兩部を以て、神道に合せたるよし也、部ノ字にて心得べし、神と佛とをさしていふ兩にはあらず、さて又唯一といふは、兩部神道といふも

ののあるにつきて、その兩部をまじへざるよし也、されば神の道の唯一なるは、もとよりの事ながら、その名は、兩部神道有ての後也、然るに此名を、兩部に對へたるにはあらず、天人唯一の義也といひなせるは、いみしきひがこと也、天と人とひとつ也とは、いかなることわりぞや、そはたゞ天をうへもなくいみしき物にすなる、漢意よりいひなしたることにて、いたく古ヘの意にそむけり、抑天は、天つ神たちのまします御國にこそあれ、人はいかでかそれと一つなることわりあらむ、世の物しり人みな、古ヘのこゝろをえさとらず、ひたぶるに漢意にまどへるから、何につけても、ことわり深げなることを説むとて、しひてかゝることをもいふにぞ有ける、

25 道にかなはぬ世中のしわざ[七三]

道にかなはずとて、世に久しく有リならひつる事を、にはかにやめむとするはわろし、たゞそのそこなひのすぢをはぶきさりて、ある物はあるにてさしおきて、まことの道を尋ぬべき也、よろづの事を、しひて道のまゝに直しおこなはむとするは、中々にまことの道のこゝろにかなはざることあり、萬の事は、おこるもほろぶるも、さかりなるもおとろふるも、みな神の御心にしあれば、さらに人の力もて、えうごかすべきわざにはあらず、まことの道の意をさとりえたらむ人は、おのづから此ことわりはよく明らめしるべき也、

26 道をおこなふさだ[七四]

道をおこなふことは、君とある人のつとめ也、物まなぶ者のわざにはあらず、もの學ぶ者は、道を考へ尋ぬるぞつとめなりける、吾はかくのごとく思ひとれる故に、みづから道をおこなはむとはせず、道を考へ尋ぬることをぞつとむる、そもそも道は、君の行ひ給ひて、天の下にしきほどこらし給ふわざにこそあれ、今のおこなひ道にかなはざらむからに、下なる者の、改め行はむは、わたくし事にして、中々に道のこゝろにあらず、下なる者はたゞ、よくもあれあしくもあれ、上の御おもむけにしたがひをる物にこそあれ、古ヘの道を考へ得たらんからに、私に定めて行ふべきものにはあらずなむ、

27 から國聖人の世の祥瑞といふもの[七六]

もろこしの國に、いにしへ聖人といひし者の世には、その德にめでて、麒麟鳳凰などいひて、ことごとしき鳥けだ物いで、又くさぐさめでたきしるしのあらはれし事をいへれども、さるたぐひのめづらしき物も、たゞ何となく、をりをりは出ることなるべきを、たまたま出ぬれば、德にめでて、天のあたへたるごといひなして、聖人のしるしとして、世の人に、いみしき事に思はせたるもの也、よろづにかゝるぞ、かの國人のしわざなりける、

28 姓氏の事[七七]

今の世には、姓(ウヂ)のしられざる人のみぞおほかる、さるはいかなるしづ山がつといへども、みな古ヘの人の末にてはあるなれば、姓のなきはあらざンなる事なるを、中むかしよりして、いはゆる苗字をのみよびならへるまゝに、下々なるものなどは、ことごとしく姓と苗字とをならべてなのるべきにもあらざるから、おのづから姓はうづもれ行て、世々をへては、みづからだにしらずなれる也、さて後になりのぼりて、人めかしくなれる者などは、姓のなきを、物げなくあかぬ事に思ひては、あるは藤原、あるは源平など、おのがこのめるを、みだりにつくこといと多し、すべて足利の末のみだれ世よりして、天の下の姓氏たゞしからず、皆いとみだりがはしくぞなれりける、その中に、近き世の人のなのる姓は、十に九つまでは、源藤原平也、そはいにしへのもろもろの氏々は絶て、此三氏(ミウヂ)のかぎり多くのこれるにやと思へば、さにはあらず、中昔よりして、此三うぢの人のみ、つかさ位高きは有て、他(ホカ)のもろもろの氏人どもは、皆すぎすぎにいやしくのみなりくだれるから、其人は有リながら、其姓はおのづからかくれゆきて、をさをさしる人もなく、絶たるがごとなれる也、又ひとつには、近き世の人は、古ヘのもろもろの姓をば、しることなくして、姓はたゞ源平藤橘などのみなるがごと心得たるから、おのが好みてあらたにつくも、皆これらのうちなるが故に、古ヘもろもろの姓はきこえず、いよいよ源平藤は多くなりきぬる也、又古ヘの名高くすぐれたる人をしたひては、その子孫ぞといひなして、學問するものは、菅原大江などになり、步士は多く源になるたぐひあり、すべて近き世は、よろしきほどの人々も、たゞ苗字をなんむねとはして、姓はかへりて、おもてにはたゝざるならひなる故に、おのが心にまかせて物する也、さて又ちかき年ごろ、萬葉ぶりの歌をよみ、古學をする輩は、又ふるき姓をおもしろく思ひて、世の人のきゝもならはぬ、ふるめかしきを、あらたにつきてなのる者はた多かるは、かの漢學者の、から

めかして、苗字をきりたちて、一字になすと同じたぐひにて、いとうるさく、その人の心のをさなさの、おしはからるゝわざぞかし、いにしへをしたふとならば、古ヘのさだめを守りて、殊にさやうに、姓などをみだりにはすまじきわざなるに、かの禍津日ノ前の探湯(クカダチ)をもおそれざンなるは、まことに古ヘを好むとはいはるべしやは、そもそも姓は、先祖より傳はる物にこそあれ、上より賜はらざるむかぎりは、心にまかせて、しかわたくしにすべき物にはあらず、まことに其姓にはあらずとも、中ごろの先祖、もしはおほぢ父の世より、なのり來(キ)てあらんは、なほさても有べきを、おのがあらたに物せむことは、いといとあるまじきわざになむ、姓しられざらんには、たゞ苗字をなのりてあらむに、なでふことかはあらん、すべて古ヘをこのまむからに、よろづをあながちに古ヘめかさむとかまふるは、中々にいにしへのこゝろにはあらざるものをや、

29 又[七八]

よに源平藤橘とならべて、四姓といふ、源平藤原は、中昔より殊に廣き姓なれば、さもいひつべきを、橘はしも、かの三うぢにくらぶれば、こよなくせばきを、此かぞへのうちに入ぬるは、いかなるよしにかあらむ、おもふに嵯峨ノ天皇の御代に、皇后の御ゆかりに、尊みそめたりしならひにやあらむ、かくて此四姓のことは、もろこしぶみにさへいへる、そはむかしこゝの人の物せしが、語りつらむを聞て、しるしたンなるを、かしこまでしられたることと、よにいみしきわざにぞ思ふめる、すべて何事にまれ、こゝの事の、かしこの書に見えたるをば、いみしきことにおもふなるは、いとおろかなることなり、すべてかの國の書には、その國々の人の、語れる事を、きけるまゝにしるせれば、なにのめづらしくいみしきことかはあらむ、

30 神典のときざま[八五]

中昔よりこなた、神典(カミノミフミ)を説(トク)人ども、古ヘの意言(ココロコトバ)をばたづねむ物とも思ひたらず、たゞひたぶるに、外國(トツクニ)の儒佛の意にすがりて、其理をのみ思ひさだして、萬葉を見ず、むげに古ヘの意言(ココロコトバ)をしらざるが故に、かのから意(ゴコロ)のことわりの外に、別(コト)にいにしへの旨(ムネ)ありて、明らかなることをえしらず、これによりて古ヘのむねはことごとくうづもれて、顯れず、神の御(ミ)ふみも、皆から意になりて、道明らかならざる也、かくておのが神の御書をとく趣は、よのつねの説どもとはいたく異にして、世々の人のいまだいはざることどもなる故に、世の學者、とりどりにとがむることおほし、されどそはたゞ、さきの人々の、ひたすら漢意にすがりて説(トキ)たる説(コト)をのみ聞なれて、みづからも同じく、いまだからごゝろのくせの清くさらざるから、そのわろきことをえさとらざるもの也、おのがいふおもむきは、ことごとく古事記書紀にしるされたる、古ヘの傳説(ツタヘゴト)のまゝ也、世の人々のいふは、みなそのまどひ居る漢意に説曲(トキマゲ)たるわたくしごとにて、いたく古ヘノ傳ヘ説(ゴト)と異也、此けぢめは、古事記書紀をよく見ば、おのづから分るべき物をや、もしおのが説をとがめむとならば、まづ古事記書紀をとがむべし、此御典(ミフミ)どもを信ぜんかぎりは、おのが説をとがむることえじ、

31 ふみよむことのたとへ[八九]

須賀ノ直見がいひしは、廣く大きなる書をよむは、長き旅路をゆくがごとし、おもしろからぬ所もおほかるを經(ヘ)行ては、又おもしろくめさむるこゝちする浦山にもいたる也、又あしつよき人は、はやく、よわきはゆくことおそきも、よく似たり、とぞいひける、おかしきたとへなりかし、

32 あらたにいひ出たる説はとみに人のうけひかぬ事[九〇]

大かたよのつねにことなる、新しき説をおこすときには、よきあしきをいはず、まづ一わたりは、世中の學者ににくまれそしらるゝものなり、あるはおのがもとよりより來つる説と、いたく異なるを聞ては、よきあしきを味ひ考ふるまでもなく、始めよりひたぶるにすてて、とりあげざる者もあり、あるは心のうちには、げにと思ふふしもおほくある物から、さすがに近き人のことにしたがはむことのねたくて、よしともあしともいはで、たゞうけぬかほして過すたぐひもあり、あるはねたむ心のすゝめるは、心にはよしと思ひながら、其中の疵をあながちにもとめ出て、すべてをいひけたむとかまふる者も有リ、大かたふるき説をば、十が中に七ツ八ツはあしきをも、あしき所をばおほひかくして、わづかに二ツ三ツのとるべき所のあるをとりたてて、力のかぎりたすけ用ひんとし、新しきは、十に八

ツ九ツよくても、一ツ二ツのわろきことをいひたてて、八ツ九ツのよきことをも、おしけちて、ちからのかぎりは、我も用ひず、人にももちひさせじとする、こは大かたの學者のならひ也、然れども又まれまれには、新なる説のよきを聞ては、ふるきがあしきことをさとりて、すみやかに改めしたがふたぐひも、なきにはあらず、ふるきをいかにぞや思ひて、かくはあらじかとまでは思ひよれども、みづから定むる力なくて、疑はしながら、さてあるなどは、あらたなるよき説をきゝては、かくてこそはと、いみしくよろこびつゝ、たりまちにしたがふたぐひも有かし、大かた新なる説は、いかによくても、すみやかには用ふる人まれなるものなれど、よきは、年をへても、おのづからつひには世の人のしたがふものにて、あまねく用ひらるれば、其時にいたりては、はじめにねたみそしりしともがらも、心には悔しく思へど、おくればせにしたがはむも、猶ねたく、人わろくおぼえて、こゝろよからずながら、ふるきをまもりてやむともがらも多かり、しか世ノ中の論さだまりて、皆人のしたがふよになりては、始メよりすみやかに改めしたがひつる人は、かしこく心さとくおもはれ、ふるきにかゝづらひて、とかくとゞこほれる人は、心おそくいふかひなく思はるゝわざぞかし、

33 又[九一]

此ちかき年ごろとなりてはやうやうに古學のよきことを、世にもしれるともがらあまた出来て、物よくわきまへたる人は、おほく契沖をたふとむめり、そもそも契沖のよきことをしるものならば、かれよりもわが縣居ノ大人の、又まさりてよきことは、おのづからしるらんに、なほ契沖にしもとゞまりて、今一きざみえすゝまざるは、いかにぞや、又縣居ノ大人まではすゝめども、其後の人の説は、なほとらじとするも、同じことにて、これみな俗(ヨ)にまけをしみとかいふすぢにて、心ぎたなきわざなるを、かならず學者のこゝろは、おほくさるものなりかし、

34 儒者名をみだる事[九三]

孔丘は、名を正すをこそいみしきわざとはしつれ、此方(ココ)の近きころのじゆしやは、よろづに名をみだることをのみつとむめり、そが中に、地(トコロ)の名などを、からめかすとて、のべもつゞめもかへも心にまかせて物するなどは、なほつみかろかるべきを、おほやけざまにあづかれる、重き名どもをさへに、わたくしの心にまかせて、みだりにあらため定めて書クなるは、いともいとも可畏(カシコ)きわざならずや、近き世に或ル儒者の、今の世は、萬ヅ名正しからず、某(ソレ)をば、今はしかしかとはいふべきにあらず、しかしかいはむこそ正しけれ、などいひて、よろづを今の世のありさまにまかせて、例の私に物せるは、いかなるひが心得ぞや、そもそもかの孔丘が名を正せるやうは、諸侯どものみだりなる、當時(ソノトキ)のありさまにはかかはらずて、ひたぶるに周王のもとの定めをこそ守りつれ、かの或ル儒者のごと、古ヘよりのさだめにもかゝわらず、今の名にもしたがはず、たゞ今の世のありさまにまかせて、わたくしにあらたに物せむは、孔丘が春秋のこゝろとは、うらうへにて、ことさらに名をみだることの、いみしきものにこそ有けれ、皇國は、物のありさまは、古ヘとかはりきぬるも、名は、物のうつりゆく、其時々のさまにはしたがはずして、今の世とても、萬ヅになほ古ヘのを守り給ふなるは、いともいとも有がたく、孔丘が心もていはば、名のいとただしきにこそありけれ、さるをかへりてただしからずとしもいふは、何につけても、あながちに皇國をいひおとさむとする心のみすゝめるからに、そのひがことなることをも、われながらおぼえざるなめり、

35 松嶋の日記といふ物[九七]

清尐納言が年老て後に、おくの松嶋に下りける、道の日記とて、やがて松しまの日記と名づけたる物、一冊あり、めづらしくおぼえて、見けるに、はやくいみしき偽書(イツハリブミ)にて、むげにつたなく見どころなき物也、さるはちかきほど、古學をする者の作れる口つきとぞ聞えたる、すべて近き年ごろは、さるいつはりぶみをつくり出るたぐひの、ことに多かる、えうなきすさびに、おほくのいとまをいれ、心をもくだきて、よの人をまどはさんとするは、いかなるたぶれ心にかあらむ、よく見る人の見るには、まこといつはりは、いとよく見えわかれて、いちじるけれど、さばかりなる人は、いといとまれにして、えしも見わかぬもののみ、世にはおほかれば、むげの偽リぶみにもあざむかれて、たふとみもてはやすなるは、いともいともかたはらいたく、かなしきわざ也、近きころは、世中にめづらしき書をえうずるともがら多きを、めづらしきは、まことの物ならぬがおほきを、さる心して、よくえらぶべきわざぞかし、菅原ノ大臣のかき給へりといふ、須磨の記といふ物などは、やゝよにひろごりて、たれもまことと思ひたンめる、これはたいみしき偽リ

書なるをや、かかるたぐひ數しらずおほし、なずらへて心すべし、

36 ふみども今はえやすくなれる事[一〇二]

二三十年あなたまでは、歌まなびする人も、たゞちかき世の歌ぶみをのみ學びて、萬葉をまなぶことなく、又神學者といふ物も、たゞ漢ざまの理をのみさだして、古ヘのまことのこゝろをえむことを思はねば、萬葉をまなぶことなくて、すべて萬葉は、歌まなびにも、道の學びにも、かならずまづまなばでかなはぬ書なることを、しれる人なかりき、されば、契沖ほうし、むねと此集を明らめて、古ヘの意をもかつがつうかゞひそめて、はしばしいひおきつれども、歌人も神學者も、此しるべによるべきことをしれる人なかりしかば、おのがわかくて、京にありしころなどまでは、代匠記といふ物のあることをだにしれる人も、をさをさなかりければ、其書世にまれにして、いといとえがたく、かの人の書は、百人一首の改觀抄だに、えがたかりしを、そのかみおのれ京にて、始めて人にかりて見て、かはばやと思ひて、本屋(フムマキヤ)をたづねたりしに、なかりき、板本(スリマキ)なるにいかなればなきぞととひしかば、えうずる人なき故に、すり出さずとぞいへりける、さてとかくして、からくしてぞえたりける、そのころまでは、大かたかゝりけるに、此ちかき年ごろとなりては、寫本(ウツシマキ)ながら代匠記もおほく出て、さらにえがたからずなりぬるは、古學の道のひらけて、えうずる人おほければぞかし、さるは代匠記のみにもあらず、すべてうつしまきなる物は、家々の記録などのたぐひ、その外の書どもも、いといとえがたかりしに、何も何も、今はたやすくえらるゝこととなれるは、いともいともめでたくたふとき、御代の御榮(ミサカ)えになん有ける、

37 おのが物まなびの有しやう[一〇三]

おのれいときなかりしほどより、書をよむことをなむ、よりづよりもおもしろく思ひて、よみける、さるははかばかしく師につきて、わざと學問すとにもあらず、何と心ざすこともなく、そのすぢと定めたるかたもなくて、たゞからのやまとの、くさぐさのふみを、あるにまかせ、うるにまかせて、ふるきちかきをもいはず、何くれとよみけるほどに、十七八なりしほどより、歌よままほしく思ふ心いできて、よみはじめけるを、それはた師にしたがひて、まなべるにもあらず、人に見することなどもせず、たゞひとりよみ出るばかりなりき、集どもも、古きちかきこれかれと見て、かたのごとく今の世のよみざまなりき、かくてはたちあまりなりしほど、學問しにとて、京になんのぼりける、さるは十一のとし、父におくれしにあはせて、江戸にありし、家のなりはひをさへに、うしなひたりしほどにて、母なりし人のおもむけにて、くすしのわざをならひ、又そのために、よのつねの儒學をもせむとてなりけり、さて京に在しほどに、百人一首の改觀抄を、人にかりて見て、はじめて契沖といひし人の説をしり、そのよにすぐれたるほどをもしりて、此人のあらはしたる物、餘材抄勢語臆斷などをはじめ、其外もつぎつぎに、もとめ出て見けるほどに、すべて歌まなびのすぢの、よきあしきけぢめをも、やうやうにわきまへさとりつ、さるまゝに、今の世の歌よみの思へるむねは、大かた心にかなはず、其歌のさまも、おかしからずおぼえけれど、そのかみ同じ心なる友はなかりければ、たゞよの人なみに、ここかしこの會などにも出まじらひつゝ、よみありきけり、さて人のよむふりは、おのが心には、かなはざりけれども、おのがたててよむふりは、今の世のふりにもそむかねば、人はとがめずぞ有ける、そはさるべきことわりあり、別にいひてん、さて後、國にかへりたりしころ、江戸よりのぼれりし人の、近きころ出たりとて、冠辭考といふ物を見せたるにぞ、縣居ノ大人の御名をも、始めてしりける、かくて其ふみ、はじめに一わたり見しには、さらに思ひもかけぬ事のみにして、あまりこととほく、あやしきやうにおぼえて、さらに信ずる心はあらざりしかど、猶あるやうあるべしと思ひて、立かへり今一たび見れば、まれまれには、げにさもやとおぼゆるふしぶしもいできければ、又立かへり見るに、いよいよげにとおぼゆることおほくなりて、見るたびに信ずる心の出來つゝ、つひにいにしへぶりのこゝろことばの、まことに然る事をさとりぬ、かくて後に思ひくらぶれば、かの契沖が萬葉の説(トキゴト)は、なほいまだしきことのみぞ多かりける、おのが歌まなびの有リしやう、大かたかくのごとくなりき、さて又道の學びは、まづはじめより、神書といふすぢの物、ふるき近き、これやかれやとよみつるを、はたちばかりのほどより、わきて心ざし有しかど、とりたててわざとまなぶ事はなかりしに、京にのぼりては、わざとも學ばむと、こゝろざしはすゝみぬるを、かの契沖が歌ぶみの説になずらへて、皇國のいにしへの意をおもふに、世に神道者といふものの説(トク)おもむきは、みないたくたがへりと、はやくさとりぬれば、師と賴むべき人もなかりしほどに、われいかで古ヘのまことのむねを、かむかへ出む、と思ふこゝろざし深かりしにあはせて、かの冠辭考を得て、かへすかへすよみあぢはふほどに、いよいよ心ざしふかくな

りつゝ、此大人をしたふ心、日にそへてせちなりしに、一年此うし、田安の殿の仰セ事をうけ給はり給ひて、此いせの國より、大和山城など、こゝかしこと尋ねめぐられし事の有しをり、此松坂の里にも、二日三日とゞまり給へるを、さることつゆしらで、後にきゝて、いみしくゝちをしかりしを、かへるさまにも、又一夜やどり給へるを、うかゞひまちて、いといとうれしく、いそぎやどりにまうでて、はじめて見え奉りたりき、さてつひに名簿を奉りて、敎ヘをうけ給はることにはなりたりきかし、

38 あがたゐのうしの御さとし言[一〇四]

宣長三十あまりなりしほど、縣居ノ大人のをしへをうけ給はりそめしころより、古事記の注釋を物せむのこゝろざし有て、そのことうしにもきこえけるに、さとし給へりしやうは、われももとより、神の御典(ミフミ)をとかむと思ふ心ざしあるを、そはまづからごゝろを清くはなれて、古ヘのまことの意をたづねえずはあるべからず、然るにそのいにしへのこゝろをえむことは、古言を得たるうへならではあたはず、古言をえむことは、萬葉をよく明らむるにこそあれ、さる故に、吾はまづもはら萬葉をあきらめんとする程に、すでに年老て、のこりのよはひ、今いくばくもあらざれば、神の御ふみをとくまでにいたることえざるを、いましは年さかりにて、行さき長ければ、今よりおこたることなく、いそしみ學びなば、其心ざしとぐること有べし、たゞし世ノ中の物まなぶともがらを見るに、皆ひきゝ所を經ずて、まだきに高きところにのぼらんとする程に、ひきゝところをだにうることあたはず、まして高き所は、うべきやうなければ、みなひがことのみすめり、此むねをわすれず、心にしめて、まづひきゝところよりよくかためおきてこそ、たかきところにはのぼるべきわざなれ、わがいまだ神の御ふみをえとかざるは、もはら此ゆゑぞ、ゆめしなをこえて、まだきに高き所をなのぞみそと、いとねもころになん、いましめさとし給ひたりし、此御さとし言の、いとたふとくおぼえけるまゝに、いよいよ萬葉集に心をそめて、深く考へ、くりかへし問ヒたゞして、いにしへのこゝろ詞をさとりえて見れば、まことに世の物しり人といふものの、神の御ふみ説(トケ)る趣は、みなあらぬから意のみにして、さらにまことの意はええぬものになむ有ける、

39 おのれあがたゐの大人の敎をうけしやう[一〇五]

宣長、縣居ノ大人にあひ奉りしは、此里に一夜やどり給へりしをり、一度のみなりき、その後はたゞ、しばしば書かよはしきこえてぞ、物はとひあきらめたりける、そのたびたび給へりし御こたへのふみども、いとおほくつもりにたりしを、ひとつもちらさで、いつきもたりけるを、せちに人のこひもとむるまゝに、ひとつふたつととらせけるほどに、今はのこりすくなくなんなりぬる、さて古事記の注釋を物せんの心ざし深き事を申せしによりて、その上つ巻をば、考へ給へる古言をもて、假字がきにし給へるをも、かし給ひ、又中ツ巻下ツ巻は、かたはらの訓を改め、所々書キ入レなどをも、てづからし給へる本をも、かし給へりき、古事記傳に、師の説とて引たるは、多く其本にある事ども也、そもそも此大人、古學の道をひらき給へる御いさをは、申すもさらなるを、かのさとし言にのたまへるごとく、よのかぎりもはら萬葉にちからをつくされしほどに、古事記書紀にいたりては、そのかむかへ、いまだあまねく深くはゆきわたらず、くはしからぬ事どももおほし、されば道を説(トキ)給へることも、こまかなることしなければ、大むねもいまださだかにあらはれず、たゞ事のついでなどに、はしばしいさゝかづゝのたまへるのみ也、又からごゝろを去(サ)れることも、なほ清くはさりあへ給はで、おのづから猶その意におつることも、まれまれにはのこれるなり、

40 師の説になづまざる事[一〇六]

おのれ古典(イニシヘブミ)をとくに、師の説とたがへること多く、師の説のわろき事あるをば、わきまへいふこともおほかるを、いとあるまじきことと思ふ人おほかンめれど、これすなはちわが師の心にて、つねにをしへられしは、後によき考への出來たらんには、かならずしも師の説にたがふとて、なはゞかりそとなむ、敎ヘられし、こはいとたふときをしへにて、わが師の、よにすぐれ給へる一つ也、大かた古ヘをかむかふる事、さらにひとり二人の力もて、ことごとくあきらめつくすべくもあらず、又よき人の説ならんからに、多くの中には、誤リもなどかなからむ、必わろきこともまじらではえあらず、そのおのが心には、今はいにしへのこゝろことごとく明らか也、これをおきては、あるべくもあらずと、思ひ定めたることも、おもひの外に、又人のことなるよきかむかへもいでくるわざ也、あまたの手を經(フ)るまにまに、さきざきの考ヘのうへを、なほよく考へきはむるからに、つぎつぎにくはしくなりもてゆくわざなれば、師の説なりとて、かならずなづみ守るべきにもあらず、よきあしきをいはず、ひたぶるにふるきをまもるは、學問の道には、い

ふかひなきわざ也、又おのが師などのわろきことをいひあらはすは、いともかしこくはあれど、それもいはざれば、世の學者その説にまどひて、長くよきをしるごなし、師の説なりとして、わろきをしりながら、いはずつゝみかくして、よさまにつくろひをらんは、たゞ師をのみたふとみて、道をば思はざる也、宣長は、道を尊み古ヘを思ひて、ひたぶるに道の明らかならん事を思ひ、古ヘの意のあきらかならんことをむねと思ふが故に、わたくしに師をたふとむことわりのかけむことをば、えしもかへり見ざることあるを、猶わろしと、そしらむ人はそしりてよ、そはせんかたなし、われは人にそしられじ、よき人にならむとて、道をまげ、古ヘの意をまげて、さてあるわざはえせずなん、これすなはちわが師の心なれば、かへりては師をたふとむにもあるべくや、そはいかにもあれ、

41 わがをしへ子にいましめおくやう[一〇七]

吾にしたがひて物まなばむともがらも、わが後に、又よきかむかへのいできたらむには、かならずわが説にななづみそ、わがあしきゆゑをいひて、よき考へをひろめよ、すべておのが人ををしふるは、道を明らかにせむとなれば、かにもかくにも、道をあきらかにせむぞ、吾を用ふるには有ける、道を思はで、いたづらにわれをたふとまんは、わが心にあらざるぞかし、

42 五十連音をおらんだびとに唱へさせたる事[一〇八]

小篠大記御野(ミヌ)といふ人は、石見ノ國濱田の殿のじゆしやにて、おのが弟子(ヲシヘノコ)也、天明八年秋のころ、肥前ノ國の長崎に物して、阿蘭陀人(オランダビト)のまうで來てあるに逢いて、音韻の事どもを論じ、皇國の五十音の事をかたりて、そを其人にとなへさせて聞しに、和のくだりの音をば、みな上にうを帶て、ゐはういの如く、ゑはうえのごとく、をはうおのごとくに呼て、いえおとはひとしからず、よく分れたり、こは何をもて然るぞと問ヒしかば、はじめの和にならへば也とぞいへりける、かの國のつねの音も、このけぢめありとぞ、此事おのが字音かなづかひにいへると、全くあへりとて、いみしくよろこびおこせたりき、なほそのをりの物がたりども、何くれといひおこせたりし中に、おかしき事どもあれど、こゝにはもらしつ、

玉かつま三の巻

たちばな三

立よればむかしのたれと我ながら

わが袖あやしたちばなのかげ

これは題よみのすゞろごとなるを、とり出たるは、ことされめきて、いかにぞやもおぼゆれど、例の巻の名つけむとてなむ、

43 から國にて孔丘が名をいむ事[一一二]

もろこしの國に、今の清の代に、その王が、孔子の諱(イミナ)を避(サク)とて、丘ノ字の畫を省(ハブ)きてかくことをはじめて、秦漢より明にいたるまで、夫子を尊むことをしらざりしといひて、いみしげにみづからほこれども、これいとをこなること也、もしまことに孔丘をたふとむとならば、其道をこそよく行ふべきことなれ、その道をば、全くもおこなはずして、たゞいたづらに、其人のみをたふとまんは、なにのいみしき事かあらむ、其道をだによく行ひなば、いにしへよりいむことなくて有リ來つる、其もじは、今さらいまずとて、なでふこたかあらむ、これたゞ道をたふとみがほして、世の人にいみしく思はせむためのはかりこと也、すべてかの國人のしわざは、大かたいにしへよりかくのごとくにて、聖賢といふ物をたふとむを、いみしき事にすなるは、みなまことに尊むにはあらず、名をむさぼるしわざ也、

44 から人のおやのおもひに身をやつす事[一二二]

もろこしの國の、よゝの物しり人どもの、親の喪(オモヒ)に、身のいみしくやつれたるを、孝心ふかき事にして、しるしたるがあま

たある中には、まことに心のかなしさは、いとさばかりもあらざりけむを、食物をいたくへらしなどして、痩(ヤセ)さらぼひて、ことさらにかほかたりをやつして、いみしげにうはべを見せたるがおほかりげに見ゆるは、例のいといとうるさきわざなるを、いみしき事にほめたるも又をこ也、うせにし親を、まことに思ふ心ふかくは、おのが身をも、さばかりやつすべき物かは、身のやつれに、病などもおこりて、もしはからず、なくなrなどもしたらむには、孝ある子といふべしやは、たとひさまでにはいたらずとも、しかいみしくやつれたらむをば、苔の下にも、おやはさこそこゝろぐるしく思はめ、いかでかうれしとは見む、さる親の心をば思はで、たゞ世の人めをのみつくろひて、名をむさぼるは、何のよき事ならむ、すべて孝行も何わざも、世にけやけきふるまひをして、いみしき事に思はするは、かの國人のならひにぞありける、

45 富貴をねがはざるをよき事にする諭ひ[一二三]

世々の儒者、身のまづしく賤きをうれへず、とみ榮えをながはず、よろこばざるを、よき事にすれども、そは人のまことの情(ココロ)にあらず、おほくは名をむさぼる、例のいつはり也、まれまれにさる心ならむもの有とも、そは世のひがものにこそあれ、なにのよき事ならん、ことわりならぬふるまひをして、あながちにながはむこそは、あしからめ、ほどほどにつとむべきわざを、いそしくつとめて、なりのぼり、富(トミ)さかえむこそ、父母にも先祖にも、孝行ならめ、身おとろへ家まづしからむは、うへなき不孝にこそ有けれ、たゞおのがいさぎよき名をむさぼるあまりに、まことの孝をわするゝも、又もろこし人のつねなりかし、

46 神の御ふみをとける世々のさま[一三三]

神御典(カミノミフミ)を説(トク)事、むかしは紀傳道の儒者の職(ワザ)にて、そのとける書、弘仁より代々の、日本紀私記これ也、そはいづれも、たゞ漢學の餘力(チカラノアマリ)をもて考へたるのみにして、神御典(カミノミフミ)をまはら學びたるものにあらざるが故に、古ヘの意詞(ココロコトバ)にくらく、すべてうひうひしく淺はかにて、もとより道の趣旨(オモムキ)も、いかなるさまとも説(トキ)たることなく、たゞ文によりて、あるべきまゝにいへるばかり也、然れども皇朝のむかしの儒者は、すべてから國のやうに、己が殊にたてたる心はなかりし故に、神の御ふみをとくとても、漢意にときまげたる、わたくし説(ゴト)もをさをさ見えず、儒意(ジュゴコロ)によれる強説(シヒゴト)もなくて、やすらかにはありしを、後ノ世にいたりては、ことに神學といふ一ながれ出來て、もはらにするともがらしあれば、つぎつぎにくはしくはなりもてゆけど、なべての世の物しり人の心、なまさかしくなりて、神の御ふみをとく者も、さかしらをさきにたてて、文のまゝには物せず、おのが好むすぢに引つけて、あるは儒意に、ときまぐることとなれり、さていよいよ心さかしくなりもてゆくまゝに、近き世となりては、又やうやうに、かの佛ごゝろをまじふるが、ひがことなることをさとりて、それをば、ことごとくのぞきてとくこととなれり、然れどもそれは、まことに古ヘの意をさとりて然るにはあらず、たゞ儒意のすゝめるから、いとへるもの也、さる故に、近き世に、神の道とて説(トク)趣は、ひたすら儒にして、さらに神の道にかなはず、このともがら、かの佛に流れたることのひがことをばしりながら、みづから又儒にながるゝことを、えさとらざるは、いかにぞや、かくして又ちかき世には、しか儒によることのわろきをも、やゝしりて、つとめてこれをのぞかんとする者も、これかれとほのめくめれども、それはたいまだ清く漢意をはなるゝことあたはで、天理陰陽などいふ説をば、なほまことと心得、ともすれば、例のさかしらの立いでては、高天ノ原を帝都のこととし、天照大御神を、天つ日にあらずとし、海神(ワタツミ)ノ宮を、一つの嶋也とするたぐひ、すべてかやうに、おのがわたくしの心をもて、さまざまに説曲(トキマゲ)ることをえまぬかれざるは、なほみな漢意なるを、みづからさもおぼえざるは、さる癖(クセ)の、世の人のこゝろの底に、しみつきたるならひぞかし、

玉勝間四の巻

わすれ草四

からぶみの中に、とみにたづぬべき事の有て、思ひめぐらすに、そのふみとばかりは、ほのかにおぼえながら、いづれの巻のあたりと

いふこと、さらにおぼえねは、たゞ心あてに、こゝかしことたづぬれど、え見いでず、さりとていとあまたある巻々を、はじめよりたづねもてゆかむには、いみしくいとまいりぬべければ、さもえ物せず、つひにむなしくてやみぬるが、いとくちをしきまゝに、思ひつゞける、

ふみみつる跡もなつ野の忘草老てはいとゞしげりそひつゝ

もとより物おぼゆること、いとともしかりけるを、此ちかきとしごろとなりては、いとゞ何事も、たゞ今見聞つるをだに、やがてわすれがちなるは、いといといふかひなきわざになむ、

47 故郷[一五五]

旅にして、國をふるさとといふは、他國(ヒトノクニ)にうつりて住る者などの、もと住し里をいへるにこそあれ、たゞゆきかへるよのつにの旅にていふは、あたらぬ事也、されば萬葉集古今集などの歌には、しかよめるはいまだ見あたらず、萬葉などには、ゆきかへる旅にては、國をは、國又は家などこそよみたれ、然るを後の世には、おしなべて故郷といひならひて、つねのことなれば、なべては今さらとがむべきにもあらざれども、萬葉ぶりの歌には、なほ心すべきことなるに、今の人心つかで、なべてふるさととよむなるは、いかゞとこそあぼゆれ、

48 うき世[一五六]

うきよは、憂(ウ)き世といふことにて、憂(ウ)き事のあるにつきていふ詞也、古き歌どもによめるを見て知べし、然るをからぶみに、浮世(フセイ)といふこともあるにまがひて、つねに浮世(ウキヨ)とかきならひて、たゞ何となく世ノ中のことにいふは誤り也、古歌を見るにも、憂(ウ)きといふに心をつけて見べし、

49 世の人かざりにはからるゝたとひ[一六五]

皇國と外國とのやうを、物にたとへていはば、皇國の古ヘは、かほよき人の、かたち衣服(キモノ)をもかざらず、たゞありにてあるが如く、外國は、醜(ミニク)き女の、いみしく髪かほをつくり、びゝしき衣服(キモノ)を着(キ)かざりたるがごとくなるを、遠(トホ)くて見る時は、まことのかたちのよきあしきは、わかれずして、たゞそのかざりつくろへるかたぞ、まさりて見ゆめるを、世の人、ちかくよりて、まことの美醜(ヨキアシ)きを見ることをしらず、たゞ遠目(トホメ)にのみ見て、外國のかざりをしも、うるはしと思ふは、いかにぞや、すべて漢國などは、よろづの事、實(マコト)はあしきが故に、それをおほひかくさむとてこそ、さまざまにかざりつくるには有けれ、

50 ひとむきにかたよることの論ひ[一六七]

世の物しり人の、他(ヒト)の説(トキゴト)のあしきをとがめす、一(ヒト)むきにかたよらず、これをもかれをもすてぬさまに論(アゲツラヒ)をなすは、多くはおのが思ひとりたる趣をまげて、世の人の心に、あまねくかなへむとするものにて、まことにあらず、心ぎたなし、たとひ世ノ人は、いかにそしるとも、わが思ふすぢをまげて、したがふべきことにはあらず、人のほめそしりにはかかはるまじきわざぞ、大かた一むきにかたよりて、他説(アダシトキゴト)をば、わろしととがむるをば、心せばくよからぬこととし、ひとむきにはかたよらず、他説(アダシトキゴト)をも、わろしとはいはぬを、心ひろくおいらかにて、よしとするは、なべての人の心なめれど、かならずそれさしもよき事にもあらず、よるところ定まりて、そを深く信ずる心ならば、かならずひとむきにこそよるべけれ、それにたがへるすぢをば、とるべきにあらず、よしとしてよる所に異(コト)なるは、みなあしきなり、これよければ、かれはかならずあしきことわりぞかし、然るをこれもよし、又かれもあしからずといふは、よるところさだまらず、信ずべきところを、深く信ぜざるもの也、よるところさだまりて、そを信ずる心の深ければ、それにことなるずぢのあしきことをば、おのづからとがめざることあたはず、これ信ずるところを信ずるまめごゝろ也、人はいかにおもふらむ、われは一むきにかたよりて、あだし説をばわろしととがむるも、かならずわろしとは思はずなむ、

2020年法宣在线考试试题库含答案

2020年法宣在线考试试题库含答案(一) 1、(单选题)根据《立法法》的规定,被授权立法机关应当在授权期限届满的()个月以前,向授权机关报告授权决定实施的情况。 A.六 B.七 C.一 D.三 正确答案:A 2、(单选题)根据《立法法》的规定,法律草案表决稿,应由()通过。 A.常务委员会全体组成人员的三分之一 B.常务委员会全体组成人员的三分之二 C.常务委员会全体组成人员 D.常务委员会全体组成人员的过半数 正确答案:D 3、(单选题)下列选项关于法律草案表决稿中个别意见分歧较大的重要条款的处理正确的是()。 A.提请法律委员会单独表决 B由委员长会议单独表决

C.直接交付常务委员会会议,由常务委会会议决定 D.提请常务委员会会议单独表决 正确答案:D 4(单选题)法律案有关问题专业性较强,需要进行可行性评价的,应当召开()。 A.全国咨询会议 B.主席团代表会 C.论证会 D专家会议 正确答案:C 5、(单选题)法律案的论证情况应当向()报告。 A.全国人民代表大会主席团 B.全国人民代表大会常务委员会 C.国务院 D.全国人民代表大会 正确答案:B 6、(单选题)法律草業及其起草、修改的说明向社会公布征求意见的时间一般不少于()。 A.六十日

C.三十日 D.十日 正确答案:C 7、(单选题)在立法工作中,应当充分发挥()的主导作用。 A.法律委员会 B.全国人民代表大会及其常务委员会 C.各代表团 D.专门委员会 正确答案:B 8、(单选题)下列事项只能制定法律的是()。 A.诉讼和仲裁制度 B.新闻出版 C.不动产登记 D.岀版管理 正确答案:A 9、(单选题)法律草案修改稿经常务委员会会议审议,由()根据常务委员会组成人员的审议意见进行修改,提岀法律草案表决稿。 A.常务委员会

小学三年级科学教案 Word 文档

(此文档为word格式,下载后您可任意编辑修改!) 三年级《科学》备课教案 第一单元植物 第一课我看到了什么 【教学目标】 1、树是活的植物,生长在一定的环境里,是有生命的物体。 2、初步认识真正的观察应该是有目的的,制订观察的方法和步骤有利于观察的进行。 3、用各种感官观察大树。懂得从图片上获得的信息是有限的,亲自观察事物会对事物有更多的认识。 【教学重点】了解观察的目标和方法,认识到观察的重要性。 【教学难点】对大树的观察要指向生命体这个核心概念。 【教学准备】 分组材料:一些观察用的测量工具(如皮尺、放大镜等),观察记录纸。 【教学过程】 一、导入新课 1、校园里、大路旁、山坡上……到处我们都能看到植物,同学们对校园里的植物最熟悉的是哪些呢? 2、就让我们从身边的熟悉植物——大树开始观察、研究吧。 二、看照片上的大树 1、教师讲解:

这是一幅梧桐树的照片,请大家仔细地看图,你能发现有关这株梧桐树的哪些特点? 2、学生汇报:从图上看大树,我看到了什么? 三、回忆中的大树 1、教师引导: 照片拍得很清楚,但是我们从照片上发现的东西并不多,那么生活中你曾经看到过的大树与这照片上的有什么不一样吗? 2、学生汇报:回忆我的大树,我曾经看到过什么? 3、教师激趣: 同学们的汇报内容真丰富,有的内容大家都看见过,有的内容有人还从来没看见过。而有人可能从来都没真正看过一棵大树呢?想去仔仔细细地看一棵真正的大树吗? 4、学生交流: 为什么想看真正的大树? (再去看一看,是不是能看到更多的内容!会不会也有树瘤?是不是也有小动物?是不是还有其它东西?) 5、教师总结: 这样带着目的去仔仔细细看大树的时候,我们的观察活动就开始了。 6、学生小组交流并汇报: 如果现在来到一棵大树下,我想观察什么? 我们怎样才能观察到更多的内容? 四、实地观察大香樟树 1、交流: 教师引导孩子们交流在头脑中制订好的观察大树的个人计划。 (观察内容、观察方法、需要借助的工具等)

三年级科学《纸》教学案例

《纸》教学案例 一、教材简介。 本课是小学《科学》三年级上册第五单元第二课,本课的主题是以常见的纸为例对某一类材料进行的研究活动。通过学生对纸的探究,进而了解纸的有关特点及用途,并能养成对常见材料进行研究的好习惯。 我校三年级学生,对于科学学习都有着浓厚的兴趣,特别是对动手操作的科学实验项目有着极大的参与热情。作为实验教师,我觉得要积极引导学生自主地展开科学研究活动,让学生在活动中体验到成功的喜悦。 二、教学环节 1、第一部分是让学生认识到日常生活中用纸做的物品很多,如卷筒纸、卫生纸、信纸、宣纸、复写纸、照片纸等,其目的就是让学生从感官上直接了解到纸的多样性,从而感觉到纸的作用很大,用途很广。让学生说说生活中有哪些物品是用纸做的,从而对“纸”这一我们常见的材料产生研究的兴趣,引发出学生要研究的问题。这里教师要鼓励学生多提问题,勇敢发言。 2、第二部分是让学生研究不同的纸都有哪些特点。我们可以通过看、摸、闻、用水滴等研究方法,从纸的颜色、薄厚、气味、软硬、光滑、吸水等进行比较研究。从而学会运用感官和适当的工具对纸展开探究活动。学生可以按照自己的方式去观察、研究、比较纸的不同特点。教师在这个过程中所要做的就是指导学生在研究时要注意研究

的科学性,必要的时候给予一定地帮助。 学生在提出自己感兴趣的问题之后,就要趁热打铁引导学生对问题展开研究。对于研究不同纸的特点,我们可以组织学生通过观察、比较、记录来发现它们的不同之处,这部分是本课的主体部分,也是重点部分。 首先,让学生认识一下自己带来的纸,这种纸有哪些用途。其次,要引导学生展开研究,通过小组讨论和交流制定一个研究的方法。如研究纸的吸水性,教师要告诉学生每种纸上滴的水要一样多这样才可以进行比较发现。学生研究结束之后相互间的描述和交流非常重要,学生在汇报纸的性质时要把这种纸的性质和它的用途联系起来。 3、第三部分是了解造纸是我国的四大发明之一,让学生了解纸的发明史。既拓展了学生的知识,又对学生进行了一次很好的思想教育,使学生体验到民族自豪感。利用多媒体课件向同学们介绍有关纸的发明、制造知识,给学生以直观认知。在此基础上,播放去年我校组织学生到抚宁县豪峰纸业集团参观的录像,让学生直观感知每一张纸来之不易,同时教育学生珍惜每一张纸。提倡节约用纸,并在全校范围内发出节约用纸倡议,三、四、五年级进行了节约用纸的专题演讲活动,四、五年级学生还写出了节约用纸的体会。本次综合实践活动在秦皇岛市的科技创新大赛上被评为优秀实践方案,并上报省里参赛。 4、第四部分动手造一张再生纸。这是要让学生在感知的基础上体验造纸的过程,使学生在实践中体验到探究的乐趣,获得自信。同

保守国家秘密法练习题及答案(法宣考试版)

中华人民共和国保守国家秘密法学习专题 1、(单选题)根据保守国家秘密法的规定,涉密人员()实行脱密期管理。涉密人员在脱 密期内,应当按照规定()保密义务,不得违反规定(),不得以任何方式泄露国家秘密。 A.离岗离职,履行,就业 B.就任,履行,泄密 C.离岗离职,不再履行,出境 D.就任,严格履行,出境 正确答案: A 2、(单选题)《保守国家秘密法》规定,军事方面的国家秘密及其密级的具体范围,由()规定。 A.国防部 B.国家保密局 C.中央军事委员会 D.发展和改革委员会 正确答案:C

3、(单选题)《保守国家秘密法》明确规定,机密级国家秘密是()国家秘密,泄露会使国家安全和利益遭受()损害,秘密级国家秘密是()国家秘密,泄露会使国家安全和利益遭受损害。 A.重要的,严重的,一般的 B.极为重要的,一般的,严重的 C.重要的,特别严重的,一般的 D.最重要的,严重的,一般的 正确答案: A 4、(单选题)《保守国家秘密法》规定,国家秘密的保密期限已满的,()。 A.进行调整 B.上报上级单位 C.正式公开 D.自行解密 正确答案: D 5、(单选题)《保守国家秘密法》明确规定,国家保密行政管理部门主管全国的保密工作。 ()以上地方各级保密行政管理部门主管本行政区域的保密工作。 A.市级

B.乡级 C.省级 D.县级 正确答案: D 6、(单选题)根据保守国家秘密法的规定,举办会议或者其他活动涉及国家秘密的,主办 单位应当(),并对参加人员(),提出()。 A.采取保密技术,进行保密调查,具体保密协议 B.采取保密措施,进行保密教育,具体保密要求 C.不公开举行,进行保密培训,保密要求 D.在秘密场所举行,进行随身物品检查,保密协议 正确答案: B 7、(单选题)国家机关和涉及国家秘密的单位管理()的保密工作。中央国家机关在其职权范围内,管理或者指导()的保密工作。 A.本系统,本单位 B.本机关和本单位,本系统 C.本单位,本机关 D.本系统,本系统

2018年法宣在线练习题及答案(刷学分用)

1、(单选题)保守国家秘密法明确规定,国家秘密的知悉范围,应当根据工作需要限定在()范围。 A.国家机关 B.最大 C.国家工作人员 D.最小 正确答案:D 2、(单选题)《保守国家秘密法》规定,军事方面的国家秘密及其密级的具体范围,由()规定。 A.国防部 B.发展和改革委员会 C.中央军事委员会 D.国家保密局 正确答案:C 3、(单选题)《保守国家秘密法》规定,(),应当在有关范围内公布,并根据情况变化及时调整。 A.国家秘密及其密级的具体范围的规定 B.国家秘密 C.国家秘密的密级 D.国家秘密及其密级 正确答案:A 4、(单选题)国家秘密的保密期限,应当根据事项的性质和特点,按照维护国家安全和利益的需要,限定在必要的期限内,不能确定期限的,应当确定()。 A.最短期限 B.最大期限 C.解密的单位 D.解密的条件 正确答案:D 5、(单选题)国家秘密的保密期限,除另有规定外,绝密级不超过()年,机密级不超过()年,秘密级不超过()年。 A.三十,十五,十 B.五十,三十,十五 C.三十,二十,十 D.二十,十,五 正确答案:C 6、(单选题)《保守国家秘密法》规定,存储、处理国家秘密的计算机信息系统按照涉密程度实行()。

A.同时保护 B.统一保护 C.集中保护 D.分级保护 正确答案:D 7、(单选题)《保守国家秘密法》规定,国家秘密的保密期限已满的,()。 A.自行解密 B.上报上级单位 C.正式公开 D.进行调整 正确答案:A 8、(单选题)根据《保守国家秘密法》的规定,()国家秘密是最重要的国家秘密,泄露会使国家安全和利益遭受特别严重的损害。 A.保密级 B.秘密级 C.绝密级 D.机密级 正确答案:C 9、(单选题)《保守国家秘密法》明确规定,机密级国家秘密是()国家秘密,泄露会使国家安全和利益遭受()损害,秘密级国家秘密是()国家秘密,泄露会使国家安全和利益遭受损害。 A.极为重要的,一般的,严重的 B.最重要的,严重的,一般的 C.重要的,特别严重的,一般的 D.重要的,严重的,一般的 正确答案:D 10、(单选题)根据《保守国家秘密法》的规定,中央国家机关、省级机关及其授权的机关、单位可以确定()国家秘密。 A.仅限绝密级 B.绝密级和机密级 C.绝密级、机密级和秘密级 D.机密级和秘密级 正确答案:C 11、(多选题)《保守国家秘密法》规定,国家对在()等方面成绩显著的单位或者个人给予奖励。 A.保护国家秘密

新版教科版小学三年级科学下册全册教案_教学案例_城市学校网

新版教科版小学三年级科学下册全册教案_教学案例_城市学校网新版教科版三年级下册 科 学 教 案 编写人员: 第一单元:湖南省怀化市迎丰路小学舒孝清 第二单元:哈尔滨市南岗区华山小学校王艳玲 第三单元:浙江省慈溪市实验小学吴旭聪 第四单元:浙江省富阳市春江中心小学陆丽华 2008年2月 教科版修订版三年级下册教材目录 第一单元植物的生长变化 1植物新生命的开始 2种植我们的植物 3我们先看到了根 4种子变成了幼苗 5茎越长越高 6开花了,结果了 7我们的大丰收 第二单元动物的生命周期 1蚕卵里孵出的新生命 2蚕的生长变化 3蚕变了新模样 4蛹变成了什么 5蚕的生命周期

6其他动物的生命周期 7我们的生命周期 第三单元温度与水的变化 1温度和温度计 2测量水的温度 3水结冰了 4冰融化了 5水珠从哪里来 6水和水蒸气 7水的三态变化 第四单元磁铁 1我们知道的磁铁 2磁铁有磁性 3磁铁的两极 4磁极的相互作用 5磁力大小会变化吗 6指南针 7做一个指南针 第一单元植物的生长变化 1、植物新生命的开始 【教学目标】: 科学概念:不同植物的种子,它们的形状、大小、颜色等外部特征各不相同;种子有自己特殊的结构,在适宜的条件下可以萌发生长成一株植物。

过程与方法:用感官和放大镜观察种子的外部形态特征;根据植物生长的已有知识,预测植物种子的内部结构。 情感态度价值观:引发关注植物生长变化的兴趣。 【教学重点】:引领学生产生问题并积极思考,能用适宜的方式将自己的认识清楚地表达出来,并能想办法证明自己的猜测是否正确。 【教学难点】:观察各种植物的种子。 【教学准备】:(教师准备)猫给小猫哺乳的图片、鸡妈妈带小鸡吃食的图片、向日葵小苗的图片、各种植物的种子(向日葵、花生、四季豆、南瓜、小麦、玉米、绿豆等)、白纸、放大镜。(学生准备)各种植物的种子、白纸、放大镜。 【教学过程】: 一、听听说说 1、师:小猫是谁生下来的?小鸡是怎么来的呢?向日葵小苗又是从哪里来的呢? 2、生:思考后,回答老师提出的问题。 3、师:(出示图片)验证学生说出的答案。 4、师:植物的一生都要经历出生、成长、繁殖、衰老直至死亡的过程,它的一生发生了哪些变化呢? 二、想想画画 1、师:用图画和文字将植物一生的生长变化过程画下来和写下来。 2、生:在P2页“我知道的植物生长过程”的画板里画图。 3、师:展示学生画的作品。 4、师:指名学生说说自己画的作品的意义。 5、师:有些植物可以用根、茎、叶繁殖后代,但是,我们熟悉的绿色开花植物几乎都是从种子开始它们新的生命的。 三、观察种子 1、师:每个人把自己带来的白纸放到桌面上,将带来的植物的种子放到白纸上,观察植物

教科版小学科学三年级下册科学教学计划

教科版小学科学三年级下册科学教学计划 1、指导思想以培养小学生科学素养为宗旨,积极倡导让学生亲身经历以探究为主的学习活动,培养他们的好奇心和探究欲,发展他们对科学本质的理解,使他们学会探究解决问题的策略,为他们终身的学习和生活打好基础。教材内容分析本册内容由“植物的生长变化”、“动物的生命周期”、“温度与水的变化”、“磁铁”四个单元组成。相对于整个的小学科学学习过程来说是一个质的变化。植物的生长变化单元主要是将一些值得学生观注的问题如植物在生长过程中发生了哪些变化;为什么会有这些变化;植物的各个器官与植物的生长和功能存在什么关系;它们对于植物本身有什么作用等以风仙花为例进行研究。动物的生命周期单元主要是以认识蚕的生命周期,进而认识其它动物的生命周期,和认识人的生命周期。温度与水的变化主要是认识温度,学习使用温度计,观察研究水是如何从一种状态变化为另一种状态,研究水的三态之间的变化规律。磁铁单元主要是整理对磁铁的认识;实验研究磁铁的性质,了解人们对磁铁的应用;学习制作指南针,加深对磁现象的认识。本册教材具有以下特点:确定了每一单元的核心概念和具体概念,并围绕这些概念的建立组织教学活动,使活动的目的更加明确。教学活动更具有探究性和可操作性。使用了维恩图、网状图、气泡图、柱形图等图表,使学生在记录和加工整理信息,将事实转化成证据方面增加了新的手段和工具,有利于学生对科学的理解和教学的评价。每个单元后设置了资料厍,向学生提供与单元学习有关的资料和拓展性活动,弥补了学生的经验不足,并提高了教科书的可读性。4、教学目标一、科学概念1、植物生长具有一定的生命周期,生长需要适宜的条件,都有相应的器官,每个器官有自己特殊的结构,并具有自己的功能,结构与功能相适应。 2、人和动物都是不断生长变化的,都有自己的生命周期,寿命的长短与生活环境有关,通过繁殖使其物种不会随着个体的衰老死亡而灭亡,并得以不断延续。 3、什么是温度,温度是可以测量的;温度与物体的热量变化有关;水有三种状态,三态之间的变化与热量有关;三态变化,使水在自然界循环运动。 4、认识磁铁的性质;磁铁的两极及其相互作用;磁力大小的变化;磁铁的用途;用途与性质是相联系的。二、科学探究1、种植培养动植物,对动植物进行观察和测量,根据观察的现象提出问题,通过观察到的现象进行预测,并在观察中发现问题或新的变化,用适当的方式对观察的现象进行记录,并用适当的方法处理相关信息,描述所发生的变化,运用查阅分析资料的方法解决问题,获得问题的答案,认识人和动物的生命周期。2、观察温度计的结构,会使用温度计,观察水的三态变化及其温度的变化,经历“观察现象---提出问题----做出假设(解释)--------分析、检验假设-----寻找新的证据-----做出新的假设……”的过程,完成相对完整的科学探究活动,对水是否可以在气态和固态之间的转化进行验证,对水的各种状态之间是如何发生变化的进行整理和概括。3、在讨论和交流中,表达和倾听、贡献和分享方法,用简单的材料和方法做探究磁铁性质的实验,用记录表记录实验,用实验获得的证据思维加工得出结论,想办法解决简单的磁铁问题,使用指南针确定方向,制作磁针,合理设计制作指南针。三、情感态度和价值观1、形成用事实说话的意识,树立科学要讲求实证的思想;激发关注和研究生命现象的兴趣;培养坚持性和合作能力。2、认识到较长时间坚持不懈进行观察记录的重要性;领悟生命的可爱和可贵,认识到动物和人的生长变化,生命周期是有规律的,是不可违的;生命周期与环境因素及其疾病有关,养蚕缫丝是我国劳动人民的伟大发明,值得我们自豪。3、认真、细致的观测、记录,认识到观测数据对科学研究的意义和价值;初步认同物质是不断变化的观念,初步建立物质不灭(循环)的认识。4、培养乐于表达和交流的态度,体验认真实验、收集证据,根据证据寻求结论的科学过程和尊重证据的科学态度;体会在探究中学习合作的必要性和重要性;在了解我国古代指南针的发明和应用中,增强热爱祖国的感情;培养发展动手制作的兴趣,激发创造精神。 5、教学重难点本册教学内容仍然属于生命世界和物质世界的范畴,但是探究的重点有所不同,主要指导学生对变化的事物进行观察,观察其变化的过程并探究

2020年法宣在线考试试题库含答案(一)学习

(单选题)人民法院判处管制、宣告缓刑、裁定假释的社区矫正对象,应当自判决、裁定生效之日起()日内到执行地社区矫正机构报到。 A.十 B.五 C.十五 D.三 正确答案:A 2、(单选题)人民法院、公安机关对暂予监外执行的社区矫正对象决定收监执行的,由()立即将社区矫正对象送交监狱或者看守所收监执行。 A.人民法院 B.公安机关 C.人民检察院 D.社区矫正机构 正确答案:B 3、(单选题)社区矫正对象死亡的,社区矫正()。 A.解除 B.停止 C.中止 D.终止 正确答案:D 4、(单选题)社区矫正决定机关应当自判决、裁定或者决定生效之日起()日内通知执行地社区矫正机构,并在()日内送达有关法律文书,同时抄送人民检察院和执行地公安机关。

A.五十五 B.五十 C.十五 D.十十五 正确答案:B 5、(单选题)被裁定撤销缓刑、假释和被决定收监执行的社区矫正对象逃跑的,由()追捕。 A.公安机关 B.人民法院 C.监狱管理部门 D.社区矫正机构 正确答案:A 6、(单选题)社区矫正对象矫正期满或者被赦免的,社区矫正机构应当向社区矫正对象发放(),并通知社区矫正决定机关、所在地的人民检察院、公安机关。 A.终止社区矫正证明书 B.解除社区矫正证明书 C.解除社区矫正通知书 D.终止社区矫正通知书 正确答案:B 7、(单选题)社区矫正对象具有刑法规定的撤销缓刑、假释情形的,应当由()撤销缓刑、假释。 A.人民法院 B.司法行政机关 C.社区矫正机构

D.人民检察院 正确答案:A 8、(单选题)对未完成义务教育的未成年社区矫正对象,社区矫正机构应当通知并配合()为其完成义务教育提供条件。 A.教育部门 B.其监护人 C.人民法院 D.司法行政部门 正确答案:A 9、(单选题)人民法院应当在收到社区矫正机构撤销缓刑、假释建议书后()内作出裁定,将裁定书送达社区矫正机构和公安机关,并抄送人民检察院。 A.三十日 B.五日 C.十五日 D.十日 正确答案:A 10、(单选题)人民法院裁定撤销缓刑、假释的,公安机关应当及时将社区矫正对象送交监狱或者看守所执行。执行以前被逮捕的,羁押1日折抵刑期()日。 A.1.5 B.1 C.0.5 D.2 正确答案:B

苏教版小学科学三年级上册

苏教版小学科学三年级上册《观察水》教学案例 教材:苏教版小学科学三年级上册第三单元第二课第一课时 一.教学目标: 1.过程与方法: (1)学会用多种感官,多种方法,从不同的角度观察认识水,并能在观察中发现水的性质。 (2)能用文字、图画或者语言描述观察水的结果。 (3)初步学会认识物体的方法,能够在多种液体中快速鉴别水。 (4)能区分什么是假设,什么是事实。 2.知识与技能; (1)知道水的性质; (2)知道水能溶解一些物质,学会做溶解实验,理解溶液在日常生活中的应用。 3.情感、态度与价值观; (1)在探究过程中,能够细心观察,尊重事实,尊重别人的意见。 (2)喜欢研究与水有关的事情,愿意与同学交流看法,学会倾听,善于从同伴的发言中发现问题。 二、教学重点、难点: 认识水是什么样的,有什么特性,并在认识过程中培养学生观察能力、比较能力、综合分析

能力。 三、教学准备: 1.教师准备: 烧杯、水槽、筷子、糖、方糖、面粉、酱油、牛奶、橙汁、白酒、水及热水、调羹、一次性塑料杯等。 2.学生准备: 调料袋。 四、教学过程: (一)、课前谈话 师:同学们,夏天你们最喜欢从事什么体育运动?谁来谈谈自己的感受。(……)有一首歌描述了在水上划船的情景,会唱吗? 生齐唱:《让我们荡起双浆》 (二)、导入新课 1、谈话:同学们,在水上悠闲地划着小船,欣赏着岸边的风景,感觉美不美?今天老师也带来了一些水的图片,我们来欣赏欣赏。(

课件展示) 2、师:同学们,水美不美?关于水,你知道些什么呢? 3、揭题:今天这节课老师就和大家一起来观察研究水。(板书课题:观察水) (三)、观察、认识水 1、师出示一杯水,组织学生讨论:如果让你来观察水有什么特征,你可以用哪些方法? 2、生汇报交流 3、师小结并示范动作:观察研究的方法很多,我们可以用自己的眼晴来看,看它的形状,看它的颜色,也可以用鼻子去闻它的气味,或者用嘴来尝尝味道,还可以用你能想到的其它方法。 4、组织学生分组观察水并作好记录:在各组桌上有一大杯自来水,各组同学共同合作,认真观察水是一种什么样的物质,有哪些特点。(媒体播放轻音乐) 5、各组选派一名代表上前汇报水是什么样的,同时说出本组的方法。(在视屏展示台上相机出示各组实验记录表) 6、比赛:在每组的实验桌上,有酱油、牛奶、橙汁、糖水、白酒、水六杯不同的液体,各组同学团结协作,用最快最科学的方法找出哪杯是水。(

法宣在线习题及答案——宪法

宪法 1.任何公民,非经()批准或者决定或者()决定,并由()决定,不受逮捕。人民检察院,人民法院,公安机关 2.下列各项权利和自由,()是我国宪法没有规定的。迁徒自由 3.根据我国宪法关于公民基本权利的规定,下列哪一说法是正确的?我国劳动者有休息的权利 4.下列不属于社会经济权利的一项是()通信自由和通信秘密受保护权 5.根据现行《宪法》规定,没有附加剥夺政治权利的犯罪分子正在服刑期间()准予行使选举权 6.国家监察委员会副主任是由()任免。全国人民代表大会常务委员会 7.国家监察委员会主任是由()选举的。全国人民代表大会 8.根据我国《宪法》的规定,下列不属于我国公民享有的基本权利和自由的一项是()依法纳税 9.《宪法》规定,公民对于任何国家机关和国家工作人员,有提出批评和建议的()权利 10.下列人员中不享有宪法规定的选举权的是()依法被剥夺政治权利者 11.下列关于平等权的说法错误的一项是()平等权禁止一切差别 12.根据我国《宪法》的规定,下列说法错误的一项是()我国的一切权力属于人民 13.根据我国《宪法》的规定,下列有关公民基本权利的宪法保护的表述,哪一个是正确的()公民合法财产的所有权和私有财产的继承权规定在宪法“总纲”部分 14.中华人民共和国()在法律面前一律平等。公民 15.《宪法》规定,国家对于从事教育、科学、技术、文学、艺术和其他文化事业的公民的有益于人民的创造性工作,()给以鼓励和帮助 16.《宪法》规定中华人民共和国年满18周岁的公民都有选举权和被选举权,但是()的人除外。依照法律被剥夺政治权利 17.根据《宪法》的规定,下列关于妇女权益保障的说法错误的一项是()宪法并未明确要培训和选拔妇女干部 18.下列关于我国宗教信仰自由的说法错误的一项是()宗教信仰自由包括传教自由 19.通信自由和通信秘密受保护属于我国公民的()权利。人身自由 20.公民应履行的最根本的法律义务是()。遵守宪法和法律

小学三年级科学教学案例(沉和浮)下的-太多

小学三年级科学教学案例 《改变物体在水中的沉浮》 教学构思: 沉和浮是学生十分熟悉的现象,但是他们有许多是懂非懂的问题:在水中,钢铁会沉下去,用钢铁作的轮船为什么能浮上来?有的树叶飘在水面上,有的树叶却沉下去等等。 《改变物体在水中的沉浮》,在教学中根据学生实际、教材内容和教育资源引导学生对沉浮现象进行观察,在认识矛盾冲突中和问题的驱使下展开一系列的探究活动,让学生自己去解决有关沉和浮的问题来开展教学的。学生经历了探究的过程。在探究过程中,学生经历了运用科学的方法进行活动,并体验了物体沉浮变化的过程,学到了分析问题、解决问题的方法。以及收集、记录和表述的能力。学生在学习的过程中学会了合作学习。充分体现学生自主学习,在探究过程中充分体现了乐于探究与发现物体奥秘的欲望,乐于合作与交流的情感态度。 3还学到了改变物体沉浮的办法和其中的道理。 教学目标: 1、通过对几种物体在水中沉浮的探究,了解怎样改变物体在水中的沉浮方法。 2、在学习科学的过程中,激发学生热爱科学。 3通过对几种物体在水中沉浮,探究了解怎样改变物体在水中沉浮的方法

探究活动流程: 一、引入 1上节课我们研究物体在水中的沉浮,这节课继续研究物体在水中的沉浮(拿起一个小玻璃瓶)这是什么? 2推测(把小玻璃瓶放入水中,手按在玻璃瓶上)放入水中它是会出现什么现象? (有的学生猜测是沉的,有的学生猜测是浮的,老师把手放开,小玻璃瓶浮上来了。) 3推想:你有办法让它沉下去吗? 1:把里面灌满水 2:用沙子填满。 3:我觉得只要往杯子里装任何东西都可以的。 (课堂实录:当一位学生说只要往杯子里装任何东西都可以的,其他学生马上就提出异议)(装空气就不行啦! (点评:这时学生说法不一,但都在开动脑筋想方法,也就是运用了实际生活中常见的事物“玻璃瓶子”的沉和浮引入,引起学生的学习兴趣,体现了新课标中要求的从学生的实际生活中出发理念,良好的开端是成功的一半,一堂课有好的开头,是上好这一堂课的关键。针对小学生好奇心强,求知欲旺盛的特点,上课一开始,我首先利用生活中的“玻璃瓶子”的沉和浮现象进行导入。先请学生猜想用什么方法是瓶子沉下去,接着启发学生对猜想进行验证,从而引出了问题,将学生的注意力集中在这一节课所要研究改变物体在水

法宣在线练习及答案套题(一)

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1、 (单选题) 习近平同志在党的十九大报告中对历史使命有明确界定, 就是实现 ( ) 。
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A.中华民族伟大崛起
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B.中华民族伟大超越
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C.中华民族伟大强盛
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D.中华民族伟大复兴
正确答案:D
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2、 (单选题)习近平同志在党的十九大报告中对十八大以来我们党的创新理论加以 概括和提炼。对这五年党的指导思想怎么来概括、怎么来表述,有各种观点和见解。在党的 十九大报告中,习近平同志明确给出了答案,就是:( ),这是最核心的亮点。
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A.新时代中国特色社会主义思想
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B.实现中华民族伟大复兴中国梦
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C.进行伟大斗争、建设伟大工程、推进伟大事业,就是为了实现伟 大梦想
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D.坚持和发展中国特色社会主义
正确答案:A
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3、 (单选题)习近平同志在党的十九大报告中强调,依法治国是党领导人民治理国 家的( ),全面依法治国是国家治理的一场深刻革命,是中国特色社会主义的本质要求和 重要保障。
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A.制度保障
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B.主要方法
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C.基本方略
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D.基本国策
正确答案:C
用户选择:导入到我的错题
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4、 (单选题) 党的十九大报告提出的 “四个伟大” 意义非凡, 值得关注, 是指 ( )。 它是报告中最大的亮点之一。
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A.进行伟大斗争、建设伟大工程、推进伟大事业,实现伟大梦想
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B.推进伟大斗争、进行伟大工程、建设伟大事业、实现伟大梦想
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C.建设伟大梦想、推进伟大工程、实现伟大事业、进行伟大斗争

三年级科学教学案例与反思

三年级科学教学案例与反思 第一课我看到了什么 【教学目标】 科学概念:树是活的植物,生长在一定的环境里,是有生命的物体。过程与方法: 初步认识真正的观察应该是有目的的,制订观察的方法和步骤有利于观察的进行。 用各种感官观察大树。 借助放大镜、皮尺等简单的工具对大树进行观察和测量。 用简单的词语记录观察的结果。 情感、态度、价值观: 懂得从图片上获得的信息是有限的,亲自观察事物会对事物有更多的认识。 发展观察大树的兴趣,体会到生命体给我们带来的生机勃勃的感受。在观察过程中,培养与他人合作的习惯。 【教学重点】了解观察的目标和方法,认识到观察的重要性。

【教学难点】对大树的观察要指向生命体这个核心概念。 【教学准备】 分组材料:一些观察用的测量工具(如皮尺、放大镜等),观察记录纸。【教学过程】 一、引言 1.校园里、大路旁、山坡上……到处我们都能看到植物,同学们对校园里的植物最熟悉的是哪些呢? 2.就让我们从身边的熟悉植物——大树开始观察研究吧。 二、看照片上的大树 1.教师讲解:这是一幅树的照片,请大家仔细地看图,你能发现有关这株梧桐树的哪些特点?(你能发现几点?) 2.学生汇报:从图上看大树,我看到了什么?(要求仔细倾听,并大胆说出新的发现,同时区分哪些是真正从照片上获得的信息。) 三、回忆中的大树 1.教师引导:照片拍得很清楚,但是我们从照片上发现的东西并不多,那么生活中你曾经看到过的大树与这照片上的有什么不一样吗? 2.学生汇报:回忆我的大树,我曾经看到过什么?

3.教师激趣:同学们的汇报内容真丰富,有的内容大家都看见过,有的内容有人还从来没看见过,而有人可能从来都没真正看过一棵大树呢?是不是?想去仔仔细细地看一棵真正的大树吗? 4.学生交流:为什么想看真正的大树?(再去看一看,是不是能看到更多的内容!会不会也有树瘤?是不是也有小动物?是不是还有其它东西?) 5.教师总结:这样带着目的去仔仔细细看大树的时候,我们的观察活动就开始了。新课标第一网 6.学生小组交流并汇报:如果现在来到一棵大树下,我想观察什么?我们怎样才能观察到更多的内容? 四、观察真正的大树 1.交流:教师引导孩子们交流在头脑中制订好的观察大树的个人计划。(观察内容、观察方法、需要借助的工具等) 2.活动:现在让我们一起去观察一棵真正的大树,我们肯定有更多的发现。同时把观察到的信息,用简短的词语记录下来。(在保证安全的情况下老师带学生按计划开展真正的实地观察活动。) 3.评价:回教室后每小组互相欣赏各自的观察内容,说说从不同的记载中如何体会到观察的大树是一个生命体。同时推选一位同学的记录单张贴

法宣在线考试题库完整版及参考解答全套

法宣在线考试题库完整版及参考解答全套 (一)判断题 1、特种设备的安全监管部门是以各级人民政府为主,其他部门有相应职责。(×)p46 2、特种设备目录由国务院特种设备安全监督管理部门提出,报经国务院批准,由国务院特种设备安全监督管理部门发布实施。(√)p50 3、国家按照分类监督管理的原则对特种设备生产实行许可制度。(√)p47 4、负责特种设备安全监督管理的部门应当对学校、幼儿园以及医院、车站、客运码头、商场、体育场馆、展览馆、公园等公众聚集场所的特种设备,实施重点安全监督检查。(√) p48 6、公众乘坐或者操作电梯、客运索道、大型游乐设施,应当遵守安全使用说明和安全注意事项的要求,服从有关工作人员的管理和指挥。(√)p52

7、电梯、客运索道、大型游乐设施等为公众提供服务的特种设备的运营使用单位,应当对特种设备的使用安全负责,设置特种设备安全管理机构或者配备专职、兼职的特种设备安全管理人员。(×)p52 8、《特种设备安全法》规定,事故发生地人民政府接到事故报告,应当依法启动应急预案,采取应急处置措施,组织应急救援。(√)p52 9、根据特种设备安全法规定,责任单位应当承担民事赔偿责任和缴纳罚款、罚金,其财产不足以同时支付时,先承担民事赔偿责任。(√)p49 10、《特种设备安全法》对违法行为处罚最高达到100万元。(×)p49 (二)单选题 1、下列( A )情况使用的特种设备安全的监督管理不适用《特种设备安全法》。①军事装备②核设施③航空航天器④游乐设施P47 A.①②③ B.②③④

C.①③④ D.①②③④ 2、县级以上地方各级人民政府应当建立( B ),及时协调、解决特种设备安全监督管理中存在的问题。P46 A.协查机制 B.协调机制 C.协办机制 D.协理机制 4、客运索道、大型游乐设施在( B )投入使用前,其运营使用单位应当进行试运行和例行安全检查。P47 A.每次 B.每日 C.每周 D.每月

小学三年级科学案例

小学三年级科学案例 (课前每个桌子上有个对流实验演示器,在管内底部放入一个泡沫小球少倒些水让小球刚好粘到玻璃上) 师:现在我们每组的实验桌上都有这样一个装置,里面有一个小泡沫球,如果不打破这个装置,我们用什么方法可以巧妙的把球取出来呢? 生1:用铁丝勾 生2:直接倒出来 生3:倒水让它浮上来。 师:同学们真聪明,有这么多方法。那你们试一试吧。实验时要加小心,不要打碎玻璃。 评:通过解决实际问题的方法引起学生对水中物体研究兴趣,激发了学生的探究欲望。 (各小组开始用不同的方法实验。用铁丝勾的方法,铁丝进不到管的底部。直接倒的方法也行不通,因为小泡沫球被水粘到了玻璃管上了。最后学生都是用第三种方法实验成功的,小泡沫球出来后学生们兴奋不已。) 师:我看各组都已经把小球取出来了,下面谁来说一说你们组是怎样实验的。 生:我们组是用第三种方法实验的。 师:哪一组用其它方法实验的。 生:前两种方法我们都用了,但是用铁丝勾的方法,铁丝进不到管的底部。 直接倒的方法也行不通,因为小泡沫球被水粘到了玻璃管上了。最后也是用第三种方法实验成功的。

师:这位同学说的真好,连失败的原因都说出来了。看来同学们都是用第三种方法实验成功的。哪么为什么第三种方法就可以把小球取出来? 生1:是水把小泡沫球挤出来的。 师:如果换成铁球挤的出来吗? 生:不行。 生2:老师我认为是因为小球比水轻,会浮在水面上所以就可以出来了。 师:同意第二个同学所说的意见举手。 评:要对学生的精彩表现加以及时的鼓励,使学生的积极性得到持续。 (全班都举手,包括第一名同学) 师:同学们真是聪明,刚才我们利用泡沫小球可以浮在水面上的原理,巧妙的取出了小泡沫球。那么所有的物体都可以浮在水面上吗? 生:不是。师:老师给大家准备一些材料,一会各组同学先预测材料是沉还是浮,接着再把材料放入水中试一试,把观察后的结果记录到我们的实验报告单左边一栏上,注意要一个材料一个材料的实验,然后看你们组谁猜测的最准确,就把你们组桌上的小智慧星,奖给他。完成后材料不必拿出来马上坐好,我看哪一组完成的又快又准确。 评:为学生提供丰富有结构的材料是丰富学生感性认识提高学生探究的全面性、准确性的重要前提,也是老师课前准备工作的重要内容。 评:评价方式的多元化。 (学生开始到前边取材料并实验,教师参加到各小组的实验中。其间有个学生问:老师我们家里腌的鸡蛋都浮在水面上,为什么刚才实验时鸡蛋沉到了水底。师:这个问题很有价值,你想想为什么呀?) 评:老师要参加到小组的实验中去指导帮助学生及时捕捉教学时机。此处教学时机的把握为下一环节打下了伏笔。

2016年法宣在线考试试题及答案5

第五章党政领导干部选拔任用工作条例 1、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用工作条例》的规定,考察党政领导职务拟任人选,下列哪项考察资料的形式不符合要求?() A.邮件形式 B.口头形式 C.电子档形式 D.纸质形式 正确答案:B 2、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用工作条例》的规定,提拔担任下列非选举产生的厅局级以下领导职务的,试用期为()。 A.六个月 B.一年半 C.一年以下 D.一年 正确答案:D 3、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用工作条例》的规定,部门与地方双重管理干部的任免,主管方应当()征求协管方意见,进行酝酿。 A.事后 B.口头 C.事先 D.书面 正确答案:C 4、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用工作条例》的规定党委(党组)讨论决定干部任免事项时,不应当采取()的方式进行表决。 A.无记名投票 B.举手表决 C.口头表决 D.记名投票 正确答案:D 5、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用工作条例》的规定,党政领导干部选拔时考察组由()成员组成。 A.两人以上 B.四人以上 C.三人以上 D.一人以上 正确答案:A 6、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用条例》的规定,哪项不是党政领导干部任职的方式()。 A.录用 B.聘任 C.选任 D.委任 正确答案:A 7、(单选题)领导班子换届,民主推荐按照职位设置应当()。

A.半数以上拟定推荐 B.全额定向推荐 C.半数以上定向推荐 D.全额拟定推荐 正确答案:B 8、(单选题)公开选拔县处级以下领导干部,一般不()进行。 A.跨市 B.跨省 C.跨直辖市 D.跨自治区 正确答案:A 9、(单选题)党委(党组)有关干部任免的决定,需要复议的,应当经党委超过()成员同意后方可进行。 A.多数 B.半数 C.半数以上 D.全部 正确答案:B 10、(单选题)党政领导干部任职可以不回避的情况是()。 A.近姻亲关系 B.直系血亲关系 C.夫妻关系 D.三代以外旁系血亲 正确答案:D 11、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用工作条例》的规定,关于党政领导职务的任职时间说法不正确的是()。 A.由党的代表大会、党的委员会全体会议、党的纪律检查委员会全体会议、人民代表大会、政协全体会议选举、决定任命的,自决定任命之日起计算 B.由党委(党组)决定任职的,自党委(党组)决定之日起计算 C.由人大常委会或者政协常委会任命或者决定任命的,自人大常委会、政协常委会任命或者决定任命之日起计算 D.由党委向政府提名由政府任命的,自政府任命之日起计算 正确答案:A 12、(单选题)关于党政领导干部提拔说法不正确的是()。 A.多数党政领导干部应当逐级提拔 B.特别优秀或者工作特殊需要的干部可以越级提拔担任领导职务 C.特别优秀或者工作特殊需要的干部,可以突破任职资格规定担任领导职务 D.不能越级提拔 正确答案:D 13、(单选题)根据《党政领导干部选拔任用工作条例》,对拟破格提拔的人选在讨论决定前,必须报经上级()部门同意。 A.领导部门 B.主管部门 C.组织(人事)部门

2016法宣在线普法试题答案

2016法宣在线普法试题答案 1、(单选题)下列有关宗教信仰自由的表述中,不正确的是()。 o A.不得歧视信仰宗教的公民和不信仰宗教的公民 o B.宗教团体和宗教事务不受外国势力的支配 o C.任何组织和个人不得强制公民信仰宗教或者不信仰宗教 o D.少数民族聚居区的学校应该开设宗教课程 正确答案:D 用户选择:D 2、(单选题)根据我国宪法规定,下列选项中哪一种情况不是公民获得物质帮助权的条件?() o A.公民在遭到抢劫时 o B.公民在疾病时 o C.公民在丧失劳动能力时 o D.公民在年老时 正确答案:A用户选择:A 3、(单选题)根据我国宪法的规定,下列有关公民基本权利宪法保护的表述,正确的是()。 o A.宪法规定公民的住宅不受侵犯 o B.宪法对建立劳动者休息和休养的设施未加以规定 o C.所有公民都有选举权和被选举权 o D.宪法没有规定对归侨权益的保护 正确答案:A用户选择:A 4、(单选题)我国公民的平等权利是指公民()。 o A.在法律面前一律平等 o B.有相同的权利和义务 o C.在立法上一律平等 o D.事实上平等 正确答案:A用户选择:A

5、(单选题)根据我国宪法的规定,下列关于公民私有财产权的表述,错误的是()。 o A.2004年通过的宪法修正案对公民私有财产权的保护作了规定 o B.公民私有财产权保障的义务主体首先是国家 o C.国家为了公共利益的需要,可以依法对公民私有财产实行征收或者征用并给予补偿 o D.现行宪法明确规定,公民合法的私有财产神圣不受侵犯 正确答案:D用户选择:D 6、(单选题)下列哪一项不属于宪法规定的公民的基本权利?() o A.受教育权 o B.劳动权 o C.选举权 o D.环境权 正确答案:D用户选择:D 7、(单选题)根据宪法和法律规定,关于人民代表大会制度,下列哪一选项是不正确的?() o A.地方各级国家权力机关对最高国家权力机关负责,并接受其监督 o B.地方各级人民代表大会是地方各级国家权力机关 o C.人民代表大会制度体现了一切权力属于人民的原则 o D.全国人民代表大会是最高国家权力机关 正确答案:A用户选择:A 8、(单选题)具有我国公民资格的法定条件是()。 o A.获得批准 o B.没有被依法剥夺政治权利 o C.出生在中国 o D.具有中国国籍 正确答案:D用户选择:D 9、(单选题)关于公民的申诉、控告或者检举的说法错误的一项是()。 o A.任何人不得压制和打击报复提出申诉、控告或者检举的公民 o B.对于任何国家机关和国家工作人员的违法失职行为,公民有向有关国家机关提出申诉、控告或者检举的权利

有趣的磁铁科学课教学案例知识分享

自主探究,扩展生活――《有趣的磁铁》科学课教学案例 案例背景及设想: 《有趣的磁铁》一课选自义务教育课程标准实验教科书《科学》三年级下册。本课教科书包括四个板块:活动准备、活动过程、自由活动、拓展活动。活动准备提示了本课探究活动主题——磁铁有什么性质?利用文字及图示方式提出了需要学生课前准备的建议:了解生活中哪些地方用到了磁铁;准备各种各样的磁铁、曲别针、小螺丝、剪刀等。活动过程和自由活动是课堂探究活动的主体部分。活动过程包括三个活动:第一个活动,玩磁铁找发现;第二个活动,磁铁的应用;第三个活动,制作磁铁玩具。自由活动是玩自制的磁铁玩具及自我评价。拓展活动安排了“调查了解磁铁还有哪些应用,写一份调查报告”的课后活动指向,将探究活动延伸至课外,体现科学、技术与社会的有机结合。教科书这样编排,符合学生的身心发展规律,体现着让学生经历“准备材料——发现问题——设计实验——实验探究——获得结论——实践应用”的科学探究过程,从而让学生“真刀真枪”地学科学、做科学。 本课设计充分体现了本套教科书继承与创新相结合特点。在内容选择上,借鉴了《自然》教科书中一册《磁铁游戏》和六册《磁铁的性质》两课内容,但不是两课内容的简单叠加,而是进行了创造性的重组,使其具有了综合化、创新性的特点。《磁铁游戏》主要通过玩磁铁的活动让学生认识各种各样的磁铁,知道磁铁能吸铁、隔着物体也能吸铁。《磁铁的性质》主要通过实验探究磁铁的其他性质(指南北;同极相斥、异极相吸;两端磁性大、中间磁性小等)。从内容安排上来看,原《自然》教科书有明显的“知识条块”现象,将一个整体性的探究内容截然分开,不符合课堂教学实际和学生的认知规律。《有趣的磁铁》融合了以上两课的内容,将有关磁铁性质的知识点融合到一个统整的活动中——我们玩磁铁,看有什么发现?充分体现了《科学》教科书的继承性和创新性。 从探究空间的开放性上看,教科书只是展示了一组学生活动情景图,并没有明确展示实验的方法,这就为学生的自主探究活动提供了开放的探究空间,有利于学生自由地、创造性地展开活动。例如《磁铁游戏》、《磁铁的性质》两课中的指向性语言“试一试磁铁能吸什么?”、“找一找教室里哪些东西是用铁做的”、“磁铁能隔着东西吸铁吗?”、“把两块磁铁的任意两个极相互接近,看

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