TGS5342 民用一氧化碳CO传感器(日文)

特徴：

感度特性：

応用例：

温度依存性：

TGS5342 電気化学式CO ガスセンサ

?小型

?広い検知範囲

?直線性の高い（リニアな）出力特性?高い出力再現性、高選択性

?振動や衝撃に対する耐久性が高い?長寿命

?個別感度データおよびトレーサビリティ付与

?CO 警報器（電池駆動も可能）?業務用CO 検知器? 工業用CO モニタ

?屋内駐車場の換気制御?ポータブルCO 濃度計?火災検知補助

　TGS5342はガスセンサに豊富な経験をもつフィガロ技研が提供する小型の電気化学式のCO センサです。原理は従来の電気化学式センサと大きく変わりませんが、乾電池の構造、工法を利用して電解液漏れの恐れが無い堅牢な構造を実現し、更に内部に特殊なセパレータ、電解液を採用し、極めて効率の高い電極触媒層を付与することにより、従来の電気化学式CO センサより広い検出範囲及び測定可能温度領域などの優れた特性を示し、各国のCO 警報器技術基準(日本、米国、欧州)を十分に満足する性能を有しています。

TGS5342の長さはTGS5042の約60%となっております。

下の図は、当社の標準試験条件（裏面をご参照）で測定された代表的な温度依存性を示しています。

縦軸は、下記で定義されたようなセンサ出力比(I/Io)を示します。このセンサは湿度の影響はありませんがサーミスタなどによる温度補正は必要です。このI/Io 値はCO 濃度に関わらず一定ですので、マイコンなどによって簡単に補正が可能です。

下の図は、当社の標準試験条件（裏面をご参照）で測定された代表的な感度特性を示しています。

縦軸は、各々のガス中でのセンサ出力電流(Iout/μA)を示しています。出力電流は、0～500ppm の範囲で±5%以内の高い直線性を示し、CO に対して高い選択性を示してします。

一酸化炭素水素

エタノールメタンイソブタン

基本測定回路：

規格：

構造及び寸法：

右図は、TGS5342の基本測定回路図です。ガスによって発生するセンサの出力電流(Is)はOP アンプと抵抗(R1)の組み合わせによって電圧(V OUT = Is × R1)に変換されます。　下記の回路定数を推奨します。?R1 : 1.5M?

?C1 : 1μF、IC : AD708

注：1) 電圧がセンサ出力端子にかかると、センサがダメージを受ける可能性が あります。センサにかかる電圧は±10mV 以下に抑えて下さい。 2) 回路電源がoff になるとセンサが分極する場合があります。

この現象を防止するためにセンサの両極に抵抗を設置するかFET を 接続します。詳細は弊社にお問い合わせください。

*1：使用温湿度範囲全域におけるベースラインの変動値

*2：低温環境において急激に凍結した場合には、ガスセンサの特性に影響を与 える場合があります。このような使用環境においては検知極が上を向くよう 設置することをお勧めします。

*3 : 使用温度範囲が規格値を超える場合は、弊社までお問い合わせください。　

その他詳細につきましては、弊社までお問い合わせください。