《活着》日语读后感

私がこの作品に興味を持ったのは、主人公の富貴が国共内戦、土地改革、人民公社化、大躍進政策、文革という1940年代から1970年代までの激動の時代を描いているからだ。先日読んだ「大躍進秘録」や「文革10年史」が小説家の手になるとより一層リアルな現実となるのではないかという期待があったが、その期待を裏切ることはなかった。余華氏は中国現代史を小説の背景として見事に描いている。

民間歌謡採集の若者福貴という老人の話を聞くという枠組みは実に効果的に作用している。その老人は元地主の息子であった。解放前のことである。しかしこの放蕩息子は自らの土地を博打ですってしまい、小作に没落、しかし解放後、彼の土地を奪った龍二は悪徳地主として銃殺。平穏な生活が続くかと思ったのもつかの間、大躍進政策が始まり、期待をかけていた息子の有慶は大量の輸血が原因で亡くなってしまう。その後口の聞けない娘の鳳霞は結婚するが、出産が原因で死亡。

まさに人生の不条理が次々に現れるが、しかしその中にある普遍的な家族愛を見逃すことはできない。最終的に福貴は家族をすべて失ってしまうが生きることに絶望はしていない。それはそれまで彼を支えてくれた家族愛があるからだろう。悲惨で不条理な小説ではあるが、物語を淡々と、そしてときにユーモアをまじえて語らせているのは著者の類稀な才能の所為であろう。

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